ど正統派ハードボイルド。

TOHOシネマズ日本橋の劇場に入るエスカレーター手前に展示されたエヴァ。 昨日は体調の変化で少々動揺しましたが、とりあえずすぐどうこうなるわけでもないので、慌てても仕方ない。何より、既に今日のチケットを確保してしまっていた。スケジュール的にも今日をおいて他に足を運ぶのに適した日がないので、半ば意地でお出かけ。

 訪れたのは今年の私にとってのメイン館、TOHOシネマズ日本橋コレド室町2のエスカレーターで2階に上がると、目の前に写真のこれが。きのうから始まった第27回東京国際映画祭、今年は日本橋も上映館に加わり、特に庵野秀明監督特集を重点的に上映しているのです。故にこの展示。今年は5枚チケットを押さえてあります……が、庵野作品は別にいいかなー、と確保しなかった。でも折角だから撮ってきた。

 本日のお目当ては第2回新・午前十時の映画祭上映作品、ロマン・ポランスキー監督1974年の作品、1930年代のロサンゼルスを舞台に描く、開発を巡る暗闘と個人のドラマがせめぎ合う正統派ハードボイルド『チャイナタウン』(パラマウント×CIC配給)

 はっきり言ってタイトルぐらいしか知らなかったんですが……なんで俺はこの作品を知らなかったんだ、と自分で嘆きたくなるくらいに、大好きなタイプのど正統派ハードボイルド。凡庸な依頼から始まる意外な展開、発展途上の都市の匂いが濃厚なプロットに、記憶に残る苦い顛末。それこそチャンドラーやロスマクを思わせる世界観で、ほんとに、なんでこれを今まで観てこなかったか私は。体調は未だ不安定ゆえ、序盤で1回中座してトイレに行ってしまったのが心残りですが、感想を書くまでにレンタルか何かで埋めておく。ああ素敵だ。

 ちなみに、昨日発生した問題については、もともと今日の夕方に通院の予定があったため、担当医に相談、とりあえず来月半ばまで様子を見て、今度の診察で対応を決めることになりました。昨日はだいぶ焦ってましたけど、正直なところ、未経験の事態ではありませんから、半月程度の様子見は不安ではないのよ。

 心配なことは他にもあるんですが、かといってなりを潜めているのは性に合わないですし、さっきも書いたとおり東京国際映画祭のチケットは押さえてあるのです。変わらずお出かけします……遅れ気味になってしまった作業も進めるさ!

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