原点に戻った。

 本日も家からほとんど出ませんでした。近所のコンビニで食事と、作業の合間に飲むカフェラテを買ってきたくらい。

 そして作業のBGVは依然として『ほん呪』がメインです。20巻台から観はじめたのが、配信されている最新の59巻まで辿り着いてしまったので、今度は1巻から改めて観直しております。言うまでもなくこのシリーズの立役者は中村義洋監督ですが、第1巻はインタビュアーとして顔出しもしているのにナレーションは別の人物で、内容的にはほぼ今のスタイルに繋がるものを提示しているものの、雰囲気はだいぶ違う。第2巻ではいちど顔出しもほとんどなくなるのですが、それが第3巻になってナレーターに就任すると、一気に現在の雰囲気に近づいてくる。

 特に説明もないので、何故ナレーションを代わったのかは不明ですが、やっぱり『ほん呪』は中村監督の語りで観ないと感じが出ない。いま観ている第4巻では、あの馴染み深い「〜とでも、言うのだろうか」というフレーズはまだ定着してませんが、それでもこのシリーズには中村監督の声が似合う。

 あまりに定着しすぎていて、中村監督がナレーションを退くときこそこのシリーズの終焉なんじゃなかろうか、と思うくらい。……いまやれっきとしたヒットメーカーですから、冗談抜きでそういうときが訪れないとも限らない気がするんですが、どうなんだろう。

 何はともあれ、無料で鑑賞できるあいだに、児玉和土演出初期あたりまで復習を進めるつもりです。復習、って何のためだ。

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