爆笑問題withタイタンシネマライブ#37、のついでに4度目の大つけ麺博2015。

 2ヶ月にいちどのお楽しみ、タイタンシネマライブの開催日がやって来ました。ただし、私にとっては4ヶ月ぶりだったりする――というのも、前回はスケジュールを確認せずにチケットを手配してしまい、結果として怪し会と被ってしまった。あちらは年に1度ですから、どう考えてもこちらを飛ばすしかなかったのです。だからこそ待ち焦がれていたうえ、今週はこのライブにとって重要なトピックも存在している。メインである爆笑問題のネタに接するのを楽しみにしていたのです。

 出来るならハシゴもしたいところでしたが、諸々の事情もあって本日はこれに絞る――と言い条、夕食時のことなので、どうせなら大つけ麺博には立ち寄ろう、とやっぱり早めに現地入りして、大久保公園へ。

辛いつけ麺専門店 カラツケ グレの牛骨辛つけ麺、特トッピング。 店舗は昨日から第二陣に入れ替わっております。新しい面々から本日選んだのは、辛いつけ麺専門店 カラツケ グレの牛骨辛つけ麺。辛目なのはけっこう好きなので、まず飛びついてしまいました――とは言え、どれだけ辛くてもOK、というほどの耐性はないので、辛さの調整はせず、トッピングだけすべてつけてもらうことに。

 ……今回も分量を侮っていた。トッピング自体、肉の増量がけっこう効いている感じですが、普通に盛ってもらえるモヤシがクセ者でした。2回よそってもらっただけですが、私には充分でしたよ……味自体は文句なし。辛さの調整なしでも、食べているうちにちょっとピリピリくるくらいなので、本当に苦手というひとは注意が必要ですが、その程よい辛みのお陰でそこそこの分量ながら時間を費やして食べても楽しめます。個人的にはやっぱり肉の多さがちょっと胃にもたれたので、そこも選ぶ上で考慮は必要ですが、コストパフォーマンスは間違いなく高めです。

 食後、TOHOシネマズ新宿へ。もう六本木はよほどやむを得ないとき(と、どうしてもうどん屋に行きたくなったとき)以外立ち寄らない、と決めてしまったので、これも前々回から新宿でも上映されていましたから、今回からこちらに以降……しかし、劇場を変えても、やっぱり手際が悪くて、何だかんだで上演が始まってからの入場となってしまいましたが。確かに本篇は19時30分スタートですが、映画館限定で5分前から前説代わりのネタ見せが行われる、と告知されてるんだし、新宿に限っては完売もしていたわけで、もうちょっと早めに開場するくらいの配慮は欲しい、って六本木でも散々言ったはずなんですが。けっきょく1人目のミヤシタガクは見逃してしまった。

 ともあれ本篇。今回は時期的な都合もあって、ライブ会場にはマスコミも入っていたからなのか、全員気合いが入っている印象でした。途中からの鑑賞でしたが、ゆりありくはりくが基本ゴミ箱の中に隠れている、という新機軸で印象を残し、続くタイタンの面々も結構高水準。

 6番手に登場した本日最初のゲストは永野。あえて待たれているであろうネタを仕掛けたあとで、最後にクレイジーなネタを持ってきて、いい意味でこのライブのお約束を破壊してくれました。このあとに出て来たウエストランドは、この永野を受けた上に、あとに長井秀和が控えている、という最悪のタイミングを、程よい自虐ネタで切り抜けてみせた。このイベントで見たなかでは、彼らのベストに近い出来映えだったと思います。

 続く長井秀和、マスコミが集うこの機会くらい控えるかと思いましたが――いつも通りでした。まったくもっていつも通りでした。だがそこがいい。テレビでは紹介してもらえないと思うけどそこがいい。もし明日以降のワイドショーで長井のくだりを使っていたのなら、そこのスタッフは賞賛してあげていいと思う。

 続いては日本エレキテル連合です。新ネタなのか、台詞を噛む場面が多めだったんですが、ネタの練度の高さはさすが。狙い澄ましたような終盤のひと言は、彼女たちもテレビ出演について半ば諦めている印象を受けましたけど、いいんじゃなかろうか。ネタだけでもやっていける人たちだし。

 実は本日、いちばん見応えがあったのはこの次、パックンマックンでした。前の登場時に、厚切りジェイソンに似ていることを嘆いていたパックンですが、逆にあちらの芸を吸収しはじめている。しかも今回はネタのなかに英会話のコツを盛り込んで、うまい具合に会場を巻き込んでしまった。ライブで観る面白さを堪能させてくれた、という意味でも、今回は彼らが出色。このあとのゲスト、インスタントジョンソン、ナイツも面白かったんですが、“楽しい”と思わせてくれた点では飛び抜けていた。

 いつものBOOMER&プリンプリンを挟んで、本日の目玉、爆笑問題の登場です。のっけから“ビッグカップルの続出”というネタ振りを田中自ら行う、という荒技で掴んでくると、あとはいつものペース。時事ネタという意味ではちょっと抑え加減になった感も否めませんが、自身のネタとしてお披露目するからこその切り口もあって満足。

 ネタが充実していたから、というより、ヴェテランのBOOMER&プリンプリンが予定を超過してしまったせいで最後の挨拶が短めになったのが残念だったものの、4ヶ月の渇を癒やしてくれる充実の内容でした。今後も出来る限り毎回鑑賞したい……が、とりあえず開場時間については劇場側に一考して欲しい。

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