ミクロなヒーローこそ3Dで観たかった。

 2日連続ですが、そろそろ上映終了の匂いがしている作品なので、夕方から出かけて急ぎ鑑賞してきました。

 訪れたのはTOHOシネマズ日劇、鑑賞したのは“マーヴェル・ユニヴァース”最新作、ダメ親父が特殊スーツにより史上最少のヒーローに変貌するアントマン(字幕・3D)』(Walt Disney Studios Japan配給)。上映自体は、来週以降でも探せばまだ続きそうではあるんですが、3Dの上映枠がだいぶ減っているので、現時点で字幕版3Dをかけている日劇を選び、取り急ぎ回収してきた次第。実際、帰ってきて来週以降のスケジュールを確認したら、日劇からも消えていたので、正解だった模様。

 そして、これを3Dで観たのは正解でした。ミクロの戦士の活躍は、3Dだとより楽しめます。ミクロからノーマルへ急激に変化するキャラクターと視界が、普通のアクション映画とは違う迫力と見せ場を演出する。そして、プログラムでも触れられていますが、主人公がどちらかと言えばダメ人間であるが故に、ヒーローとして開眼していく過程の面白さと、その活躍のワクワク感が鮮烈です。もともと『ショーン・オブ・ザ・デッド』のエドガー・ライトが監督する予定で手懸けた脚本をベースにしているだけあって、バランス感覚を備えたユーモアが全篇で活きている。アントマンは今後の『キャプテン・アメリカ』や『アベンジャーズ3』にも登場しそうですが、ここまで魅力的に描けるかどうか。

 どうやら、続くところでも都内では来週ぐらいがギリギリという様子なので、気になる方はお早めに劇場へ。

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