新耳袋トークライブ107。

新耳袋107看板。 
 今年最初の新耳袋トークライブであります。毎年最初の回恒例の“新年の挨拶”からスタート。

 このところ新耳ライブは木原浩勝氏の新しいお仕事の宣伝のあとは、だいたいあの方をお呼びして、大いに脱線するのが習いになってたんですが、このところ回を追うごとに、冗談抜きで精神状態が不安定になられていたため、今回はとうとう木原氏がストップをかけられたようです……このイベントで登壇するようになって長い方ですが、ほんとに色々あったので、こっちは構いませんからご自愛願いたい。

 その代わりに登壇されたゲストは、FROGMAN氏です。木原氏とともに松江観光大使に就任され、島根での怪談取材をともに行い、その成果を木原氏書き下ろしの原作で『平成松江怪談』と銘打ってアニメ化し発表されていました。好評を受けて今年も新作を完成させた、とのことで、このイベントにてどこよりも早く封切りが行われました。

 珍しく詳しく書いている、と思われたかも知れませんが、実はこれ、当初はプレスに向けてもこの場でリリースする予定だったらしい。実際、入場の際に「前のほうにいると写真に入ってしまうかも」と言われていたのですが、土曜日0時半からのスタートではどの媒体でも発表が遅くなる、と嫌われた模様で、どうやらプレスが全然来なかったらしい。つまり、この辺は公にしても問題ないだろう、と判断したので、あえて書いちゃっているわけです。

 しかしそのぶん、基本的にここで語ることは外に出さない、というルールが有効なので、FROGMAN氏のほうからもかなり深い話がたくさん出て来たのは有り難かった。FROGMAN氏、実はいまスゴい忙しい時期だったらしいのですが、かなり遅くまでいてくださいました。

 FROGMAN氏が残っているあいだに展開した第2部では、映像も交えてのトーク。今回、この映像がちょっと凄かった。リアルもフェイクもそれなりに色々と映像ものを見てきた私ですが、このインパクトはかなりのものがある。映像に絡むエピソードは次の『九十九怪談』に収録されるそうですが、映像が拝めたのは収穫でした。

 FROGMAN氏が降壇されたあとも、本日はほとんど怪談づくし。かなり豊富にストックがあったようで、木原氏はもっと話したげでしたが、今回は今年の年間パスでキャンセルが出たため、ジャンケン大会を催さねばならず、泣く泣く終了。ちなみに私は……負けました。基本的にこういうジャンケンで勝ち抜いたことがないのです私ゃ。

 ちなみに上記の『平成松江怪談』は昨年同様に3作品製作されてます。今年もたぶんどこかで公開されると思うので、気になる方は公式の情報をチェックしてみてくださいな。

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