ハリナックスプレスを買ってみた。

 自宅から徒歩でちょっと歩く程度のところに、家電量販店が1軒あります。とりあえず用事はないんですけど、ちょこっと眺めてくるのを理由に散歩してくる、と家人に伝えたところ、それならついでに職場のインクカートリッジを買ってきて欲しい、と頼まれた。

 店に着いて、カートリッジを探すついでに何となく文房具の棚を眺めていると、先日から気になっていたハリナックスプレスを発見したので、衝動的に購入してしまいました。

 ハリナックスプレスとは、いわゆる針のないステープラーの発展形です。私自身、レシートを分類するときに、従来型のハリナックスの類似品を使用していたのですが、便利は便利ながら穴が空いてしまうので、レシートの印字部分に穴が空いてしまうこともままあるし、強度にも影響が出るのが難でした。開発したメーカーでもその欠点は承知だったようで、ちょっと前に発売していたわけです。情報自体は耳にしてたんですが、最近になって立て続けにテレビで紹介されているのを眼にして、にわかに興味が増していたのでした。

 使い心地は上々。その名の通り、紙を挟んで圧着する形で留める構造ですから、どうしても枚数は限られてくる。但し、レシート同士や、圧着ハガキで来る払込用紙とレシート、みたいな組み合わせなら問題なく留められる。レビューなどを見ると、枚数の少なさに不満を漏らすひとも多いようですが、枚数の多い書類などは確実に留められる通常のものを用いて、2、3枚程度のものを軽く留めておく、という具合に分けて使えば充分でしょう。何より、これなら分別の際に針の心配をしなくて済むのがいい。

 凹凸を作って圧着する、という方式なので、出来た凹凸をペンの尻などを使って潰せば簡単に外せる、という利点も掲げられていますが、その場合、どうしても細かな穴が空いてしまうのは覚悟しておきましょう。もっとも、剥がさなければ済むことですし、従来品ほど大穴は空かないのでそんなに気にはならない。どうしても穴を開けたくない書類は……ダブルクリップで綴じればいいのだ。

 使い心地が気持ちいいので、不要な紙に当てまくって、謎の封筒を作ったりして遊んでました……まあ買った当日だけの話だ。

コメント

タイトルとURLをコピーしました