爆笑問題withタイタンシネマライブ#43、のついでに今年3度目の大つけ麺博。

 今月はやたらとイベントが密集してます。本日は本日で、2ヶ月にいちどの爆笑問題withタイタンシネマライブに行ってきました。

 昨年以降、このイベントはTOHOシネマズ新宿で観るようにしてますから、いま新宿に立ち寄るならここを訪れない手はない、とばかり本日も大つけ麺博に足を運びました。

麺や 七彩の本当に打ち立て 煮干し醤油つけ麺、九条ねぎトッピング。 ぶっちゃけ、いまも風邪気味で重いものは辛いなー、と思いつつも、どうしてもつけ麺のほうが食べたくて、色々悩んだ挙句に選んだのは、麺や 七彩の本当に打ち立て 煮干し醤油つけ麺です。

 正直、これも風邪気味で弱った胃にはかなりヘヴィーでした。やや甘めのチャーシューも、今日の私にはクドい――美味しいけど。しかし、打ち立ての麺のモチモチとして優しい味わい自体はむしろ胃にはちょうどよかった。しかも、胃が弱っているからこそ選んだ九条ねぎのトッピングが、更に胃の負担を軽減してくれた感じ……そうは言っても、やっぱり全体としては重かったですし、ここに限ってスープ割りを用意していないので、スープは飲みきれませんでした。でも美味しかったのよ、ちゃんと。

 さて、ここからが今日の本題、タイタンシネマライブです。

 このイベントは最近、本篇の前にシネマライブ限定で、“このあとシネマライブ”という、本篇に登場していないタイタン所属芸人による短いネタ見せがあります。好評なら本篇に出るかも、という話でしたが、ずっと“このあと〜”常連のようになっていた松尾アトム前派出所がついに本篇の1番手に抜擢されてました。トーク部分のみならず肝心のネタでも噛む、というていたらくでしたが、ネタの持ち味は出ていたと思います。次回も出られるか、は解らない。

 ゲスト組の1番手はインスタントジョンソン。基本的にネタのクオリティは高いのですが、今回はじゃい演じる知ったかぶりのお兄さんのキャラクターに対する期待感を徹底的に掘り下げる、という手法で巧みにくすぐってくれます。観ながら、こんなに「もっと、もっと来い」と思わされるネタはちょっと珍しい……やってるほうは大変でしょうけれど。終盤はたぶんアドリブだし。

スクリーン4入口に掲示された、タイタンシネマライブ43のチラシ。 ゲスト組はこのあと、安定感抜群のパックンマックンを挟んで出て来た東京03がまた見事でした。出だしは彼らの得意とするネタの進め方のようなんですが、中盤からの仕掛け方が意欲的。冷静に考えると面白いことを言ってるわけじゃないのに面白い。角田のフリの緻密さと、それを受け取る飯塚の巧みさ、基本でくの坊でもそこにうまく挟まる豊本の絶妙な使い方。つくづく彼らは外さない。

 このあと登場したのが、久々の南海キャンディーズ……久々、と書きましたが、シネマライブ自体は初登場です。ただ、しずちゃんが長いこと、ボクサーとして活動したり女優業で成果を上げたりする一方で、山ちゃんもピンでの活動が定着していたため、ふたりでの漫才を見るのが久しぶりでした。従来の持ち味は残しつつも、それぞれ単独での活動やイメージをちゃんと有効活用したネタの組み立てで、ブランクを感じさせないクオリティ。M−1グランプリで順調に勝ち進んでいるのも納得です。

 本篇のトリはいつも通りに爆笑問題の時事ネタ――かと思いきや、今回はそのあとにもうひとり登場しました――辻仁成が。

 ちょっと前にニュースになってましたが、辻仁成は現在、芸能活動においてはタイタンの所属になっているのです。ですからこういうこともあるのでは、とちょっと予想はしてましたが、本当に出て来ちゃった。

 これでお笑いネタでもやったら更にスゴかったんですが、さすがに歌うだけでした。とはいえ、ギター1本で演奏する往年の名曲『ZOO』は聴き応えがありました。ついでに、「社長の命令で作った」というタイタン社歌『Sunshine Days』を、最終的に爆笑問題をはじめとするタイタンメンバーと共に熱唱する、というのも珍しくて、これはこれで面白かった。

 体調が不安だったもので、チケットは押さえたものの今回は断念しようか、と悩んだのですが、よく笑ったせいか、観終わったあとはむしろ調子がよくなっております……とは言うものの、うっかり風邪をこじらせると手術を延期する羽目になるので、気をつけねば。

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