初・長谷川一夫。

 プログラム切替直後の月曜日は午前十時の映画祭8を観に行く日。GWは1週交替だったため、3週連続となりましたが、今コマからまた2週に1本に戻ります。それでも取り漏らさないようにルーティンを守るのです。陽気が若干怪しかったのですが、天気予報ではギリギリ保ちそうなので、思い切って自転車にて移動。

 いつもりTOHOシネマズ日本橋にて鑑賞した今コマの作品は、繰り返し映像化された三上於菟吉の小説を、長谷川一夫出演300本記念作品として、市川崑が監督して撮った1963年作品雪之丞変化』(大映初公開時配給)。私にとっては初めて観る長谷川一夫出演作でもある。

 原作もほかの映像版も知らないので比較出来ませんが、“変化”というタイトルのイメージからはちょっと主人公像が隔たっている気がしました。ただ話は面白い。西から遠征してきた歌舞伎の女形が本来の目的である復讐を、想定外の介入に翻弄されつつも果たしていく。いささか男臭さの強いように感じられる長谷川一夫の風貌が、しかし周囲が普通に“女形”として認識しているがゆえの主人公の人間関係、振る舞いに却って説得力をもたらしている。市川崑監督らしい、光と陰を極端に強調させた絵作りが絶妙に活きてくる殺陣、そしてクライマックスが強烈。私にとっては“まだ観てない市川崑作品”というカテゴリでの鑑賞、という意味合いが強かったんですが、その点でも満足感の高かった1本。それにしても市川雷蔵は何やってんだ。

 今日は家に食事があるので外食はせず、ちょこっとバイクを眺めてきてから帰宅……まだ予算などが不明瞭なので、いくら眺めてきてもすぐに乗れるわけじゃないんですけど、ね。

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