“さあ、ゲームを始めよう”

 当初は日本橋に行くつもりでした。が、一昨日あたりから勃然と行きつけの蕎麦屋で食事がしたくなり、調べてみたところ、観るつもりだった作品が西新井でもかかっていることに気づいて、前日になって劇場を変更しました。上映時間も同じくらい、しかもTOHOシネマズ西新井だとバイクを駐める場所もあるので、ギリギリに切り替えても差し支えなかったのが幸いでした。

 ということで、3ヶ月半ぶりにTOHOシネマズ西新井にて鑑賞したのは、映画界に“ソリッド・シチュエーション・スリラー”という潮流を作り出した伝説的シリーズ7年振りの復活、死んだはずの殺人犯の仕掛ける“ゲーム”がふたたび始まるジグソウ:ソウ・レガシー』(Asmik Ace配給)

 だいぶ前から噂はあったものの、そもそもシリーズとして7作続けるのも限界に近かったので、あんまり期待はしてませんでした。しかし、監督に『デイブレイカー』のスピエリッグ兄弟が就任した、と知った時点で、一転してしまった。その期待を裏切らない、シリーズに対する敬意に満ちたスリラーの傑作に仕上がってました。従来と少し違った導入から、いつも通りの“ゲーム”の描写が混ざり、序盤から高すぎる緊張感の元で展開するストーリー。“ジグソウ”は誰なのか? という謎を軸に最後まで振り回した挙句に、きっちりと衝撃的な結末に落とし込む。完成度では、さすがに第1作に及ばないまでも、初期3部作に匹敵する高水準だと思います。

 いやー、やっぱりいいわスピエリッグ兄弟。ちなみに彼らの次回作のテーマは、“ウィンチェスターの館”です――オカルト知識のある方ならこのフレーズだけでワクワクするはずです。次も期待せずにいられんぞ。

 鑑賞後は予定通り行きつけの蕎麦屋へ。依然として体調はいまいちなので、いつもなら大盛で頼むところを、あえて普通の分量にしてもらったのですが……物足りなかった。たぶん私にとって、ここの蕎麦だけは別格なんだろうなー。

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