100本目は笑い飛ばすぜ!

 本日も映画鑑賞です。しかも記念すべき今年100回目。コロナ禍によって映画館通いを阻まれた期間があり、久々に目標達成を危ぶむ事態に陥ってましたが、どーにか3桁に達することが出来ました……まあ、タイタンシネマライブとか『ゆるキャン△』の先行上映とか、映画以外の企画も多かったので、映画のみに限れば目標まで届いてないんですが、まあそこまで細かく考えない。
 赴いたのはTOHOシネマズ西新井。一時期は私にとっての拠点と言えるくらい通った劇場なんですが、より交通の便のいいところにシネコンが増えてしまったこともあり、だんだん足が遠のいてます。今年は1月21日、年間パスを使い倒すべく4本立てで鑑賞して以来、実に11ヶ月ぶりでした。他の劇場でもかかっているのに西新井を選んだのは、それも理由ではある。バイクの駐車場が無料なのもバイク乗りには嬉しい……朝一番で行くと、駐車場から開放されてる入口まで建物をぐるーっと回り込まなきゃいけないのが辛いですが、まあそのくらいは仕方ない。
 鑑賞した作品は、キアヌ・リーヴスの出世作となったシリーズの、実に29年ぶりとなる第3作、あの名コンビが世界を救う1曲を完成させるため時空を旅するコメディビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え!(字幕)』(PHANTOM FILM配給)。こんなときこそ世界の良心キアヌ・リーヴスのコメディで気晴らししたかったのです!
 旧作は観てないけど大丈夫だろ、と思って観ましたが、やっぱり大丈夫でした。そもそも考える必要のある内容ではない。ひたすらあり得ない出来事の連続に、基本インスピレーションだけの高校生とほぼ変わらない主人公コンビが時間を超えて右往左往する。未成の自分たちならきっと曲を完成させてるだろう、と時間を刻みながら未来に進むほど、想定してない未来の自分に出会ったり、世界の運命そっちのけで家族の問題にやきもきしたり。様々な時代から音楽家を連れてくるんですが、その人選が無茶苦茶だったり、音楽的に明らかにまとまってなくてもあんまり気にしない。それでもみんなはひとつになれるんだ、と強引にねじ伏せていくクライマックスは、これはこれでなかなか痛快です。
 傑作とは思わないけど、観ていてただただ楽しい作品。全篇に滲むシリーズへの愛情と、それを一途に表現しようとする心意気が気持ちいい。こういうのも好き。

 西新井で映画を観たあとは、少し遠回りをして行きつけのそば屋で昼食を摂るのがいつもの流れ、なのですが、10日前に墓参ついでに寄ったばかり、そして来週は年越しそばをそこで買って食べるのが我が家の恒例、10日おきに月3回は多過ぎる気がしたので、本日は別のところで食べることに。
 映画館の入っているアリオ西新井のフードコートで、とも考えましたが、あれこれ悩んだ末に、豊洲でお世話になっているど・みその西新井店に立ち寄りました。ここでも冒険はせず、いつも注文している特みそこってりラーメンで……しかし心なしか、私が訪れたことのある他の店舗よりも、背脂の量が多い気がしました。それはそれで問題はない。基本的には安定の美味しさ。

 現段階の予定では、年内にあと2本を映画館で、1本を自宅にて鑑賞するつもり。

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