塩の名店・麵屋翔 御徒町店に行ってみた。

 14日、映画鑑賞ののち、またぞろラーメン店に足を運んで昼食を摂りました。
 湯島の六代目けいすけか、少し脚を伸ばして初代けいすけで……とも思ってたのですが、あんまりヘヴィなものを食べる心境でもなかったので、TOHOシネマズ上野からほど近いエリアにあるらーめん横町に、最近入ってきた新店を訪ねてみることに。店舗の入れ替えが行われてる、と気づいたときからチェックしていて、味の傾向も把握してましたから、たぶん今日の気分でも合うだろうな、と考えたのです。

麵屋翔 御徒町店の香彩鶏だし 味玉塩らーめん。

 というわけでこの日の昼食は、麵屋翔 御徒町店にて、香彩鶏だし 味玉塩らーめんをいただきました。
 新店なので店内は当然ながら非常に綺麗、カウンターメインですが座席の間隔も広めで過ごしやすい。私の見た限りでは接客も問題なし。
 ここの系列は塩らーめんで評価が高い。個人的にはもうちょっとパンチがある方が好きなので、塩は注文しないほうなのですが、ここは思ってたよりインパクトがありました。
 黄金色のスープは淡麗、ですがものすごくコクがある。たぶん鶏だしと油のバランスが絶妙なのでしょう、麺を啜ると、風味が口の中に広がるけれど後味はとてもスッキリしてる。胃にもたれる感じがいっさいないので、箸が止まりません。
 麺はそうめんにも似た印象の細いストレート麺、しかし適度に弾力もあって、食べ応えがあります。具材は味玉にメンマ、水菜、細切りのネギと生姜。チャーシューは恐らく豚と鶏の2種類を添えている。どれも決して味の主張は強くないのですが、それゆえに品のあるスープと麺の味わいを邪魔しません。それぞれに歯ごたえや苦みなど、麵とスープに足りないアクセントを適度に加えているため、食事のリズムを作ってくれるのでなおさら箸が進む進む。
 あまりにも食べやすくて、物足りなくなるほどでした――ときどき、サイドメニューの餃子と思しい強めのニンニク臭が漂ってきて、基本的に健啖家ではない私でさえ「餃子も注文すれば良かった……」と思ってしまう、そのくらい食べやすい。
 御徒町らーめん横町で立ち寄ったのはこれで3店舗め、今のところいっさいハズレなし。他の訪問済み店舗はいずれも再訪してますが、ここもたぶんまた来ます。そのときは絶対餃子も注文する。

 余談。
 はじめてのお店で食事をするときは、あとでブログのネタにする、しないに拘わらず、とりあえず写真を撮るようにしてます。
 ブログで使う使わない、はさておいて、基本的に礼儀として、撮影の許可はちゃんといただくようにしている――たまに忘れたり、きっかけをなくして確認せずじまいになることもありますが勘弁してください悪気はないんです。
 今回はきちんと「撮影してもいいですか?」と確認を取りました。その際のご返答。
「よろしくお願いします!」
 ……一足飛びや。ネットに上げる、とかは言ってないんですが、この返しだったために、むしろ絶対触れねばならぬ、と思ったのでありました。

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