- 井上雅彦『1001秒の恐怖映画』(創元推理文庫/東京創元社) [bk1/amazon]
- 大石 圭『THE JUON/呪怨 ハリウッド版 呪怨』(角川ホラー文庫) [bk1/amazon]
- 秋田禎信『シャンク!! ザ・レイトストーリー VOL.2』(角川スニーカー文庫/2と3、角川書店) [bk1/amazon]
- 江戸川乱歩『江戸川乱歩全集第5巻 押絵と旅する男』(光文社文庫/光文社) [bk1/amazon]
- ふくやまけいこ『東京物語3』 [bk1/amazon]
- 同 『サイゴーさんの幸せ』(5と6、ハヤカワコミック文庫/早川書房) [bk1/amazon]
- 樋野まつり『WANTED』 [bk1/amazon]
- 橘 裕『ガッチャガチャ(5)』(7と8、花とゆめコミックス/白泉社) [bk1/amazon]
- 大乃元初奈『けっこうなお点前で』(MANGA TIME COMICS/芳文社) [bk1/amazon]
久し振りだと異様に多くなり、そして必ず二冊や三冊忘れてしまう罠。BUNCH COMICS出てるはずだったのに……
1は1997年に刊行されたオリジナル・ホラー作品集にその後発表された作品を追加して再刊したもの。和田誠氏による装幀が星新一氏のショートショート作品群のそれを思い出させていい雰囲気です。創元推理文庫っぽくないけど。2は旧二作同様に大石圭氏が担当した、ハリウッド版のノヴェライズ。思わずあとがきから読んでしまいましたが、このハリウッド版、オリジナルとは若干背景が異なるらしい。買ったはいいですが、私が読むのは映画版を観たあとかなー。3は約1年振りの第二巻。4は幻想小説の傑作である表題作と猟奇犯罪を描いた中篇『蟲』、通俗ものの良作『蜘蛛男』『盲獣』と粒の揃った最新配本。もはや当たり前ですが「鎌倉ハム」のくだりもちゃんと収録している模様。
5は復刻版の完結編。ぱらぱらと眺めていてふと、この時代に“ロリコン”という単語やそれに対する理解が一般にあったはずはないんだけどなー、と思いましたが野暮ですなそんなん。6も復刻作品、上野の西郷さんの銅像が突如動きはじめてしまったことをきっかけに巻き起こる事件の数々を描いてます。書き下ろし漫画による後日談を収録。
7はだんだんコスプレ漫画が好きなだけじゃと個人的に感じはじめている著者、今度は海賊に手を出すの巻。美形の海賊とかその船に男装して忍び込む女の子とか……しかしそのベタなセンスがたまらない。8は既に首まで泥沼の最新刊。ちゃんと最後に誰か浮き上がってくるんだろうか(二・三人は沈むこと前提)。9は『朝倉さん』の著者の別シリーズ、一巻完結もの。
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