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某店のWポイントデーにつき、本日はCDとDVD中心で。予約もかなり先のほうまでしてきました――近頃、行き損ねることもあるんですわ。
2は未だに私のなかで衝撃が抜けていない気がする昨年の話題作、早くもDVD化。ここまで惚れ込んだ以上は買わないわけにはいきますまい。で、早速ミュージック・クリップと冒頭だけちょこっと眺めたのですが――いきなり、劇場では見過ごしていた事実に気づいて改めて驚いていたり。粗があるのは間違いないのですが、しかしそれ以上に手が込んでいるのも本当。やっぱり一見の価値はある作品だと思います。劇場で鑑賞した当時の感想はこちら。3もまた昨年の話題作、柳楽優弥にカンヌ史上最年少にして日本人初の主演男優賞を齎した名作。毎度ながら特典盛り沢山の二枚組になってます。劇場で見た際の感想はここいらに。
4は久々に買った気がするマーカス・ミラー最新作、ですがそれも当たり前で、グラミー賞に輝いた前作以来スタジオ録音はこれが初めて……のはず。あいだにライヴ盤が出ているのは把握してますが、あんまし食指を誘われなかったので。今回はオリジナル曲もふんだんですが、スティービー・ワンダーやデューク・エリントンにジミヘン、果てはベートーベンまで広範にカバーし、かつてエリック・クラプトンと共作した楽曲も初めて自身の演奏により収録しているというラインナップ。このところファンキーな味わいに飢えていたので、躊躇いなく購入……のわりに、別に情報を得ていたとあるアルバムと迷いかけましたが。そっちはまだ発売すらしていなかったりして。
買って、早速パソコンで再生して曲名を入力しようとしたら――何かが変。ジャケット裏に書いてある曲目と数が合わないのです。よく日本盤でボーナス・トラックを追加したのにアートワークはあちらのものを流用したためにジャケットだけ表記がない、というパターンがありますが、今回はちゃんとジャケットにボーナス・トラックの説明がある。はてな、と首を傾げつつ日本盤ではお馴染みのライナーノートを出してみると、ちゃんと書いてあった。当初、前述のエリック・クラプトンとの共作はマーカスのレギュラー・メンバー中心での演奏になる、という情報を得ていたのですが、ライナーによればプロモーションの直後に急遽クラプトンの参加が決定したとのことで、9曲目に収録されていたその表題曲はクラプトンがヴォーカルを当てたものに差し替えられ、テイク6のジョーイ・キブルがリード・ヴォーカルを担当したものは日本盤ボーナス・トラックの更に後ろに収録されることになった模様。押し出されたジョーイ・キブルがちょっと気の毒ですが、クラプトンの参加はまったく期待していなかったので、これは正直に言って嬉しい。アルバム全体として見ても相変わらずヴァラエティに富んでいて、楽しむように弾むベースの音も聴き心地良好。しばらくは延々聴き倒しそうです。
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