- 近藤史恵『南方署強力犯係 黄泉路の犬』(TOKUMA NOVELS/徳間書店) [bk1/amazon]
- 小林めぐみ『食卓にビールを4』(富士見ミステリー文庫/富士見書房) [bk1/amazon]
- 京極夏彦『百器徒然袋―雨 [文庫版]』(講談社文庫/講談社) [bk1/amazon]
- 藤田和日郎『うしおととら(十三)』(小学館文庫/小学館) [bk1/amazon]
- 的良みらん『Angelical Pendium(2)』(SERAPHIM COMICS/ヒット出版社/成年コミック) [bk1/amazon]
1はおよそ二年振りのシリーズ第二作。愛犬誘拐事件の謎を追う本格推理。2は春以来の新作。既にあちこちにアップされている感想を呼んだ印象ではいつも通りらしい。3は妖怪シリーズ2冊目の短編集を文庫化したもの。榎木津礼二郎をメインにした作品集であることにあわせて、解説は先日公開された映画版『姑獲鳥の夏』で榎木津を演じた阿部寛が書いてます。ミステリ史や文学史、妖怪論と絡めた晦渋な解説が多かったのでかなり新鮮な印象。
4は東西妖怪対決編完結、そろそろクライマックスの気配が色濃くなってきました。5は著者初の複数巻となった長篇の完結巻。
コメント