- 新井理恵『ろまんが(3)』(flower comics/小学館) [bk1/amazon]
- 奥田ひとし『天地無用!砂沙美ちゃんあらかると!』(Kadokawa Comics Dragon Jr.) [bk1/amazon]
- 秋田禎信『シャンク!! ザ・ロードストーリー VOL.2 百年かけた願い事』 [bk1/amazon]
- 茅田砂湖『レディ・ガンナーと二人の皇子(下)』(3と4、角川スニーカー文庫/2〜4、角川書店) [bk1/amazon]
- フレッド・ヴァルガス/田中千春[訳]『青チョークの男』(創元推理文庫/東京創元社) [bk1/amazon]
- 加藤一『「弩」怖い話3 Libido with Destrudo』(竹書房文庫/竹書房) [bk1/amazon]
- 鯨統一郎『白骨の語り部 ――作家 六波羅一輝の推理』(C・NOVELS/中央公論新社) [bk1/amazon]
1はラヴコメにも拘わらず下ネタ満載のシリーズ第3巻。相変わらず決着の見えないまま話が進んでますが……本当にどうする気でしょう。2はさきごろ完結した『新・天地無用!魎皇鬼』より砂沙美メインのエピソードを集め、連載終了後に発表された4コマを併録した企画もの。3はシリーズ完結編、4も長かったエピソードがようやく決着した模様。
5は『死者を起こせ』が好評を博したフランスの作家による本格ミステリ・シリーズの第一作。今月も創元の文庫には気になるものが多々あったのですが、ひとまずこれを優先的に押さえてみました。『「超」怖い話』とは微妙に異なる新機軸を毎回用意してくる6は今回、ありそうでなかなかなかった“性”にまつわる怪談を一挙に集めたもの。個人的にはそこに挑戦してくれただけで賞賛したくなります。ちかごろは読書もままならない状態ですが、これは優先的に読むとしましょう。7は毎回捻った設定や一風変わったシチュエーションを用意してくる著者としては珍しい(失礼)、かなりストレートな作りの本格ミステリのようです……蓋を開けたらまたとんでもないアイディアが盛り込まれてた、なんてことがないとは言い切れませんが。
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