- 矢崎存美『神様が用意してくれた場所』(GA文庫/Soft Bank Creative) [bk1/amazon]
- 栗本薫『グイン・サーガ109 豹頭王の挑戦』 [bk1/amazon]
- 牧野修『月光とアムネジア』(2と3、ハヤカワ文庫JA/早川書房) [bk1/amazon]
- 川瀬夏菜『飛べない魔女(2)』(花とゆめコミックス/白泉社) [bk1/amazon]
- 野間美由紀『新パズルゲーム☆はいすくーる(4)』(Bonita Comics Alpha) [bk1/amazon]
- 吉富昭仁『RAY―レイ―+』(Champion RED Comics/5と6、秋田書店) [bk1/amazon]
- 巣田祐里子『異界繁盛記 ひよこや・商店(5)』(あすかコミックス/角川書店) [bk1/amazon]
- 安西信行『MAR(15)』 [bk1/amazon]
- 同 『安西信行短編集 CRAZY MANIAX』 [bk1/amazon]
- 藤田和日郎『からくりサーカス(43)』(8〜10、少年サンデーコミックス) [bk1/amazon]
- 皆川亮二『D-LIVE!!(15)』(SHONEN SUNDAY COMICS SPECIAL/8〜11、小学館) [bk1/amazon]
- 氷川へきる『ぱにぽに(9) [初回限定特装版]』(GANGAN FANTASY COMICS/SQUARE ENIX) [bk1/amazon|通常版:bk1/amazon]
- 梅川和実『ガウガウわー太[新装版](1)』 [bk1/amazon]
- 同 『 同 (2)(13と14、REX COMICS/一迅社) [bk1/amazon]
- Dan Siegel『旅立ち Departure』(M&I Company[発売]/Pony Canyon[販売]/CD) [amazon]
……やっぱり漫画も溜めると酷いことのなるのよね……。時間もないので手短に。
1は『ぶたぶた』シリーズ著者の新作。粗筋を見ると、ちょっと怪談風味のミステリっぽいのですが、はてさて。3は粗筋を読んだだけでは内容が掴めない、SF幻想小説といった趣か。
4はちょっと所帯じみた雰囲気と如何にもな少女漫画風味のミックスされたシリーズ第2巻。絵は決して達者ではないのですが、この方の作風は好きです。5は1年振りのシリーズ新刊。香月がメイド喫茶でバイト、という話の流れに時代の変化を感じます……。6は昨年完結したシリーズの番外編を収録。幻の吉富版『ブラックジャック』も収めてます。
今月のサンデーコミックスは何故か完結づくしです。8はなんとなく尻窄みだったなー、と思えば9の著者コメントで納得。どうも燃え尽きたらしい……著者の短篇は勢いがあって好きだったもので、作品集の刊行自体は喜んでいたのですが、こういう経緯と知ると少々複雑。10もカタルシスという点では『うしおととら』に大幅に劣る印象ですが、すべての伏線をちゃんと回収しきった誠意は立派です。11は、出来ればもっと特殊なマシンを駆っての活躍を披露して欲しかったところですが、あんましダラダラ続けるのがこの著者らしくないのも確か。最終的にほとんど“神”の領域に達してしまった悟の活躍を描いても、いままで以上のカタルシスが表現できるとは考えられませんし。
12はまいどのごとく、特装版にて購入。一条さんらが監修のメガネ本同梱です。13と14はシリーズ再開に合わせての復刻。旧版はコミックスのけばけばしいフォーマットが厭だったので、すっきりしたデザインに惹かれてけっきょく買ってしまいました……総集編も含めると3パターンも所有する羽目になってしまった……まあ、好きなシリーズだからいいんですけど。
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