- 芦辺拓『からくり灯籠 五瓶劇場』(原書房) [bk1/amazon]
- 倉阪鬼一郎『騙し絵の館』(創元クライム・クラブ) [bk1/amazon]
- 佐々木丸美『水に描かれた館』(創元推理文庫/2と3、東京創元社) [bk1/amazon]
- トマス・ハリス/高見浩[訳]『ハンニバル・ライジング(上)』 [bk1/amazon]
- 同 / 同 [訳]『 同 (下)』(4と5、新潮文庫/新潮社) [bk1/amazon]
1は頂き物。いつもありがとうございます。異色の趣向による、時代小説連作。原書房なのにミステリー・リーグから出ていないことから察するに、ただのミステリではありません。読むのが楽しみー。
2以降はbk1にて購入。2は書き下ろしの本格ミステリ。倉阪氏の本格ミステリ作品はしばしばラストで明後日のほうにねじれる傾向がありますが、これは正統派のようなので、優先的に購入してみた次第。……ていうか人が多忙とかで買い物に行けないあいだに、好きな作家の本がやたら出ていて泣きそうです。
3は館連作の2作目。粗筋を見ると前作『崖の館』とさほど違った雰囲気はないのですが――はて。4と5は遂に登場、『レッド・ドラゴン』『羊たちの沈黙』『ハンニバル』と語られた狂気の天才ハンニバル・レクターが、食人鬼となるまでを描いた前日譚。著者自らが脚本を手懸けた映画版公開を来月に控えての急遽刊行です。例によってちゃんと映画も観る予定なので、その前に読み終えねば。
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