- 田中芳樹『ウェディング・ドレスに紅いバラ』 [bk1/amazon]
- 岡崎裕信[著]/田中芳樹[原案]『夜空の
双子座 に紅いバラ』(1と2、スーパーダッシュ文庫/集英社) [bk1/amazon] - 平山夢明『「超」怖い話
Κ 』(竹書房文庫/竹書房) [bk1/amazon] - うえやま洋介犬『誘怪犯』(G.B.) [bk1/amazon]
- 川瀬夏菜『ガーリッシュシーズン』 [bk1/amazon]
- 津田雅美『eensy-weensyモンスター(1)』 [bk1/amazon]
- なかじ有紀『ZIG☆ZAG(6)』(5〜7、花とゆめコミックス/白泉社) [bk1/amazon]
- 松江名俊『史上最強の弟子ケンイチ(25)』 [bk1/amazon]
- 鈴木央『ブリザードアクセル(10)』(8と9、少年サンデーコミックス/小学館) [bk1/amazon]
すべてbk1にて。出かけるのも億劫なのです。
1は1989年に初めて発表された、田中芳樹流吸血鬼譚。新たな執筆者を得て復活するにあたり、同時にリニューアル刊行されたものです。前を知っている私の目には旧版のイメージが強く、新しいイラストがどーも腑に落ちなかったため購入を躊躇っていたのですが、けっきょく購入。3は新編成となって初めての、平山氏単独による『「超」怖い話』本編です。この夏は特に出版点数が多いので、薄まっていないかが心配ですが、とりあえず楽しみ。
その平山氏も推薦文を寄せている4は、1日あたり3万のアクセスがあるという怪談漫画ブログを書籍化したもの。推薦文及び本分での記事も手伝っている木原浩勝氏のイベントでさんざん宣伝していたため、気になって発売直後に購入してみました。早速読んでみましたが、なるほど一般読者にも伝わりやすくマニアだと更に深読みの出来る良質な“怪談漫画”に仕上がっております。基本的にブログで発表したもの中心なので、回線を繋げれば読めるのですけれど、書き下ろしもありますし何よりこのタッチは紙媒体のほうが映えると思いますので、お気に召した方は買ってみましょう。
5は初の短編集。6は『彼氏彼女の事情』完結から2年振りとなる新シリーズ。相変わらず捻ったシチュエーションが素敵。7は……いつも通りの正統派ラヴコメ。8はラグナレク編のあの人も復活、9は全篇通してもいちばん格好いい吹雪の演技が堪能できる、シリーズクライマックス。
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