- 西浦和也『虚空に向かって猫が啼く ―百鬼蒐集録―』(竹書房文庫/竹書房) [bk1/amazon]
- 田中芳樹『水妖日にご用心 薬師寺涼子の怪奇事件簿』(NON NOVEL/祥伝社) [bk1/amazon]
たぶんこれが今年最後のお買い物報告です。久々にまともに書店に立ち寄りましたが……ああ、たまにだと本当に目の毒。買いたいのが多すぎ。
とりあえず最優先で購入した1は、最近は『新耳袋』のトークライブにて木原浩勝氏の弟子というか丁稚のような扱いを受けている著者の、初の単著。実は北野誠氏の著書で企画や文章を手懸けたり、各種書籍に携わってはいたのですが、自身の名義で1冊まるまる書き下ろしたのはこれが初めて。何せ自身でもとんでもない経験をしている方で、しかも弟子扱いされているだけあって文章に対する感性も内容の取捨選択についても信頼が持てる。まだちょこっとしか目を通していませんが、期待大の才能だと思います。
2は著者が近年いちばんコンスタントに執筆しているシリーズの最新作。帯の右上に、来年アニメが放映される旨告知されていますが……期待半分不安半分。
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