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今度こそ正真正銘、今年最後のお買い物です。……結局大晦日まで引っ張ってもうた。
まず1から3までは昨日分。1は新作SFのコピー本。買いに行った時点では予算が不透明だったので、新書判のほうからは逃げました。すまん。2はインディーズでの5枚目となるマキシ・シングル。これまでC/Wとかアルバムの1曲として発表されてきた、オタク業界の内幕をヒーローものに当て嵌めたシリーズ作品の、初めてメインに進出した作品にしてたぶん完結編。相変わらずよく練られた歌詞と曲の凝りようはカップリング共々素晴らしいのですが――しかし全体としてはあんまりピンと来なかった1枚。聴き続けているうちに印象が変わるかも知れませんが。
3はソフマップのポイントを利用してネット経由で購入。大ヒットとなったシリーズの完結編です。物語としては決して出来は良くないのですが、アトラクションとしての愉しさはきちんと描けているし、単純ではない結末も個人的には評価してます。それに1作目も2作目も同じパッケージで買ってますから、揃える意味からも押さえておきました。
4以降は本日、年越し蕎麦の買い出しついでに入手してきました。このところハードボイルドへの飢えがまた募っており、昨日の飲み会でお会いしたみょうがさんにお薦めを訊ねて、うち発見できたものの1冊が4。現役最長老と言われる超ベテラン作家が約30年前に発表した長篇です。5はチャンドラー様式の後継者である著者が長年のブランクを経てようやく発表した長篇の文庫化。このとき、執筆速度を上げるメソッドを確立したので、速やかに新作を……と言っているのを発売当時のイベントで聞いていたのですが、あれからもう3年経ちました。まあ、裏表紙側の帯によれば来春新作を発表してくれるらしいので、この著者からすれば相当に早いほうだと思うことにしよう、うん。しかし蕎麦を引き取るついでに昼食を摂るつもりで、待ち時間にこれを読み始めたのですが――久々ですっかり忘れてましたが、本書って大晦日から始まる話だったのね。あまりにタイムリーだったため、きっちり大晦日の出来事として描かれている部分だけ一気に読んでしまいました。なお、“りょう”の文字は環境によって表示が安定しないため、通常ひらがなで表記するのですが……気分が悪いので画像にて代用してます。見栄えが良くないですが勘弁してください。
6は原点回帰となるファンタジー読み切り連載の、早くも3冊目。こういう作品がコンスタントに発表されているのが嬉しくて仕方ありません。
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