- 芦辺拓『月蝕姫のキス』(ミステリーYA!/理論社) [bk1/amazon]
- 綾辻行人『十角館の殺人』(YA!ENTERTAINMENT) [bk1/amazon]
- 島田荘司『Classical Fantasy Within 第四話 アル・ヴァジャイヴ戦記 決死の千騎行』(KODANSHA BOX) [bk1/amazon]
- 江坂遊『鍵穴ラビリンス』(講談社ノベルス/2〜4、講談社) [bk1/amazon]
- 田中芳樹『アルスラーン戦記13 蛇王再臨』(Kappa Novels) [bk1/amazon]
- 加門七海『鳥辺野にて』 [bk1/amazon]
- 松本清張『松本清張短編全集02 青のある断層』(6と7、光文社文庫/5〜7、光文社) [bk1/amazon]
- 北村想『怪人二十面相・伝 PART II』(小学館文庫/小学館) [bk1/amazon]
- 須田さぎり『ラブイーブン』(MANGATIME KR COMICS YELL! SERIES/芳文社) [bk1/amazon]
1だけは頂き物。いつもありがとうございます。ミステリーYA!創刊当時から告知されていた芦辺さんの書き下ろし長篇、ようやく登場です。少年が探偵になった瞬間を描く本格ミステリ。
2は、著者のデビュー作が若年層をターゲットにしたレーベルの1冊として再刊行。ざっと眺めたところ、一部の漢字を開いて残ったものにもルビを振った程度、カバーこそイラストですが特に挿絵の追加もない、といった具合で、従来の読者はよほど綾辻作品が好き、というのでもない限り買う必要はないでしょう。字のサイズは大きいので、そういう理由で買ってみるのもあるかも知れませんが。
3は久々に登場の大河ノベル第4巻。いきなり舞台も世界観も変わってます。最終的にはリンクして本格ミステリとして決着するらしいのですが、はて、どうなるのやら。4は星新一の衣鉢を継ぐショートショート作家である著者久々の作品集。5はカッパ・ノベルスに籍を移して3冊目となる新刊。
6は書き下ろし1篇を加えたホラー作品集。7は著者が生前に自選した短編集の復刻2冊目。8は映画化に先んじての分冊文庫化、完結編。
9はタイトルと絵柄に惹かれて衝動買い。男性向け少女漫画誌、という奇妙なようでいてある意味狙いすました雑誌に発表した短篇をまとめたものです。表題作含め、けっこう私のツボに嵌って、いい買い物でした。
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