- 『グラインドハウス U.S.A.バージョン PLUS』(Broadmedia Studios[発売]/GENEON UNIVERSAL ENTERTAINMENT[販売]/Blu-ray Disc) [amazon]
こないだ映像ソフトが発売した『マチェーテ』の原点、クエンティン・タランティーノとロバート・ロドリゲスの企画モノ映画の、日本では劇場での全国展開はされなかった(イベントでは上映)フェイク予告篇含む2本立てヴァージョン。この2本立て形式で観てしまったあとだと、『デス・プルーフ』も『プラネット・テラー』も、尺を伸ばした単品ヴァージョンはどーしても間延びした印象があり、そちらのブルーレイ版には食指が誘われなかったのですが、2本立ての方なら別。さすがにいまの状況で、借りたDVD観つつこれまで全力で鑑賞することは不可能ですから、BGV代わりにちまちま鑑賞してます――やっぱりフィルム焼失のタイミングが素敵すぎる。
特典ディスクには、世にも珍しいフェイク予告篇のメイキングに、向こうで行われていたというフェイク予告篇コンテストで入賞した“Hobo with a Shotgun”予告篇本篇(変な言葉)などを収録。……そういえば、イーライ・ロスによる『感謝祭』も本篇制作の噂があるし、この“Hobo〜”については既にルトガー・ハウアー主演(!)で本篇が作られているし、いったいどこまで広がるのか『グラインドハウス』の世界は。
コメント