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- 倉阪鬼一郎『紙の碑に泪を 上小野田警部の退屈な事件』(講談社ノベルス/講談社) [bk1/amazon]
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1はハンディカメラで、逃げ惑う人々の視点から“怪獣”の襲撃を描くという、ありそうでなかなかなかったアイディアを実践、広報戦略含めて大きな話題をもたらした作品。手法も映像もお気に入りだったので購入しました。ほしいものはなるべくブルーレイで、という方針に切り替えているのですが、この作品の手法にはブルーレイほどの高画質はあまりそぐわないので迷いなし*1。
2は書き下ろし最新作。またとんでもないことをやらかしているみたいです。3は初の上下巻決着。4は1977年に訳出された冒険小説の大傑作、新潮文庫から籍を移して復刻。オリジナル版に改版まで持ってますが、本当にお気に入りなので、今回も購入した次第です。解説によると本国ではほとんど話題にもならなかったそうですが、それでも傑作であることに代わりはないので、気が向いたら是非ご一読を。
*1:そういう考えでいるため、『REC/レック』がブルーレイも同時リリースとなっているのにちょっと微妙な気分を味わっていたりする。まああっちはプロが撮影しているという設定なので、画質が良くても不自然ではないんですが。
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