本日の頂き物&お買い物

  1. 芦辺拓『探偵と怪人のいるホテル』(実業之日本社) [bk1amazon]
  2. 島田荘司『UFO通り』(講談社) [bk1amazon]
  3. 樋口明雄『「超」怖い物語−壱− 屍村』(竹書房文庫/竹書房) [bk1amazon]

 1は頂き物です。いつもありがとうございます〜。『異形コレクション』などに発表された幻想小説に類する作品群を集めたものですが、注目は芦辺拓“以前”に発表された『疫病草紙』『異類五種』の二篇が収録されていること。『明清疾風録』『紅楼夢の殺人』といった長篇に至る萌芽が認められる点でも貴重ですが、作品の出来も秀逸なので、前述作品の“世界観”に惹かれたような方はこの機に是非ご一読を。

 2と3はbk1ポイントにて購入。2は御手洗潔シリーズの中篇2本を収録。まだ石岡と共同生活をしている頃のエピソードという体裁ゆえ、久々にこのコンビの味が堪能できるかも。3は初期『「超」怖い話』を支えた著者が、実話に囚われず執筆した怪談集――要は創作怪談ということのようですが、シリーズの基本を形作り、現在は小説専門で活躍している著者だけに、けっこう楽しみにしてます。

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