- 『バスキア』(Pony Canyon/DVD Video) [amazon]
- 手嶌葵『ゲド戦記歌集』(YAMAHA MUSIC COMMUNICATIONS) [amazon]
- 寺嶋民哉『ゲド戦記 サウンドトラック』(STUDIO GHIBLI RECORDS/徳間ジャパンコミュニケーションズ/2と3、CD) [amazon]
- 神坂一『スレイヤーズすぺしゃる27 スタンプ・トゥ・キル』(富士見ファンタジア文庫/富士見書房) [bk1/amazon]
- きづきあきら『モン・スール』(GUM COM!CS Plus/Wani Books) [bk1/amazon]
- 谷川史子『花と惑星』(りぼんマスコットコミックス クッキー/集英社) [bk1/amazon]
- かずといずみ『貧乏姉妹物語(3)』 [bk1/amazon]
- 尹仁完[原作]/梁慶一[作画]『新暗行御史(14)』(7と8、SUNDAY GX COMICS/小学館) [bk1/amazon]
- 金平守人『金平 de R 完全版』(BEAM COMICS/enterbrain) [bk1/amazon]
- 六道神士『Holy Brownie(4)』 [bk1/amazon]
- 同 『エクセル・サーガ(16)』(10と11、YOUNG KING COMICS/少年画報社) [bk1/amazon]
……まとめて買うのは時々にしよう。ほんとに。
1は前々から観たかったDVDです。27歳で夭逝したストリート・アーティストのジャン=ミシェル・バスキアの生涯を映像化したもので、そろそろ売れ始めたころのベニチオ・デル・トロが出演しているのです。前はジュエル・ケースでしかもけっこう高値だったため見送っていたのですが、今月になって廉価版が発売したので、思い切って購入。
2は『ゲド戦記』で注目を集める手嶌葵初のアルバム。全曲作詞に宮崎吾朗が携わり、作曲は谷山浩子メイン、編曲・演奏に小倉博和や天野清継といった名前が連なる贅沢な作り。しかし、何と言っても透明感があり、表現力に富んだヴォーカルが出色です。映画やシングルとは演奏の異なる『テルーの唄』『時の歌』はむろん、それ以外の曲も静かな情感に満ちあふれていて、これはなかなかの名盤。『ゲド戦記』最大の功績は、彼女の大抜擢にあると言ってもいいかも知れません。ついでに言えば、作詞のセンスに関しては間違いなく父を超えてると思います、宮崎吾朗氏。3は上でだいたい説明済なので省略しますがひとつだけ、初回盤特典のカードケースはテルーでちょっと嬉しかった。
4は毎度お馴染みのシリーズ最新刊。5は前々から読んでみたかったきづきあきら作品、復刻したのを好機と買ってみました。意外となかった切り口から描かれる悲痛な恋愛物語。6は谷川史子の本領たる短篇集です。
7はアニメ版が放送中のシリーズ新刊。8は……やっと回想が終わりに近づいたらしい。初期のようなどんでん返しが期待できなくなって、正直そろそろ倦んでいるのですが。9は『コミックビーム』不動の巻末シリーズ、奇跡の5冊目。担当による柱のコメントやアオリ、広告の体裁まで雑誌掲載時の状態に近づけたから“完全版”なんだそうです。こちらも最近、自虐性が強まりすぎてなんだかな印象なんですが。
10はダークな妖精さんのシリーズ、何故か息長く続いて4巻目。11にしてもそうですが、どこで終わらせる気でしょう。特に11なんか、適当なところで切り上げるべきだったように思うんですが……
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