- 近藤史恵『モップの精は深夜に現れる』(JOY NOVELS/実業之日本社) [bk1/amazon]
- 霞流一『羊の秘』(NON NOVEL/祥伝社) [bk1/amazon]
- 鯨統一郎『新・世界の七不思議』(創元推理文庫/東京創元社) [bk1/amazon]
- 津原泰水『少年トレチア』(集英社文庫/集英社) [bk1/amazon]
- 加藤一『「弩」怖い話2 Home Sweet Home』(竹書房文庫/竹書房) [bk1/amazon]
- ロバート・J・ソウヤー/内田昌之[訳]『ホミニッド―原人― ネアンデルタール・パララックス1』(ハヤカワ文庫SF) [bk1/amazon]
- 田中啓文『UMAハンター馬子 完全版(2)』(ハヤカワ文庫JA/6と7、早川書房) [bk1/amazon]
- 京極夏彦『続巷説百物語』(角川文庫) [bk1/amazon]
- 高瀬彼方『ディバイデッド・フロントIII この空と大地に誓って』(角川スニーカー文庫) [bk1/amazon]
- 高田裕三/円谷プロダクション[監修]『ウルトラマン THE FIRST(1)』(KADOKAWA COMICS 特撮A) [bk1/amazon]
- 影崎由那『かりん(5)』(Kadokawa Comics Dragon Jr./8〜11、角川書店) [bk1/amazon]
- 大塚英志+衣谷遊『リヴァイアサン(11)』 [bk1/amazon]
- 大井昌和『ひまわり幼稚園物語 あいこでしょ!(7)』(12と13、電撃コミックス/Media Works) [bk1/amazon]
- 巣田祐里子『地方特産!闇の戦い』(Daito Comics FR/大都社) [bk1/amazon]
……自分で買いに行ったものの紹介をあらまし書き終えた8時半頃になってbk1に頼んだ荷物が届いてしまったので番号とか付け直しました。ああめんど。
1は2003年に発売された『天使はモップを持って』の続編となる連作短篇集。2は法月綸太郎氏の讃辞が絶妙な(永遠の男子中学生魂、って表現が素敵)書き下ろし長篇。3は『邪馬台国はどこですか?』の面々が今度は世界の七不思議に挑戦。4はカバーイラストに加え解説も萩尾望都氏が手がけてます。
5はだいたいい1年振りの、『「超」怖い話』姉妹編。前作はWeb上の体験談などを小説風に仕立てエピソード同士をリンクさせるという実験を行い、私の印象では正直なところあまり成功はしていない、という手応えだったのですが、今度は取材自体に長い時間を費やしあちこちに累を及ぼした(らしい)エピソードを含む全八話、と一本あたりの尺が長めの作り。
6は、一時期は新作の訳出が途絶えるかもと言われていたソウヤーの新作。ヒューゴー賞受賞のお陰でしょうか。現実とは異なる進化の体系を辿った世界から並行世界に移されてしまった学者の冒険を描くSF。この作者の作品はミステリ読者の魂を擽るらしいのでずっと買い続けているのですが……そろそろ読まんとね。7は書き下ろしの二話を加えた完結編。8は直木賞受賞作となった『後巷説百物語』に先んじるシリーズ第二作の文庫化、解説は恩田陸氏です。9はやや厚めとなった完結編。
10は現在も新シリーズが製作されているウルトラマンの第一シリーズを『3×3EYES』の作者が漫画化したもの。カバーや目次を見ると、オリジナルに極力添った内容のようです。ウルトラマン自体にはさほど思い入れはありません(昔はテレビの再放送をよく見てました)が、この著者の新作という理解で購入。11は黒かりん登場(?)。
いつまで続くのかまったく解らなくなってきた(内容的にはもう一区切りしてもおかしくないはずなんだけど)12はさておき、13は完結。シリーズとしてはこれ以外に“穏当な”終わり方はない、という着地でしたが、過程が自然だったので問題なし。14はラポートにて大判で刊行されていた作品の復刻版。買ったときはパッキングされていたので解らなかったのですが、どうも描き下ろしはカバーと巻末の一枚ぐらいのみだったらしい。……ま、いいけど。
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