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南極(人) 』 [bk1/amazon] - 加門七海『怪のはなし』(2と3、集英社) [bk1/amazon]
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……ぜんぶbk1で予約含め別々に注文したのに、何故か怪談絡みのものばかりが1日で一気に届いてしまいました。
1は長いこと継続している心霊ドキュメンタリー・シリーズの、昨年の11月にリリースされたもの。bk1でCD・DVDの取り扱いを始めた記念に、ここ最近にリリースされたものでいちばん評判の良さそうなものを購入してみたのですが……評判が良すぎたせいなのか、全てどこかで見たものばかりでした。前振りや背後関係の調査もまたこのシリーズの見所とは言い条、さすがにネタを知っているのにそれだけ語られても、という気が。製作委員会を襲った危機、というくだりなんかやり過ぎのきらいが強くて、次回に振られてもあんまり関心湧かないし−。
2は『どすこい(仮)』以来となる、パロディ・ギャグ小説シリーズの2冊目。前作通りに盛り沢山に、そして構成にも拘っています。巻末には、先頃亡くなった赤塚不二夫氏とのコラボレーションも収録。3は著者自身の体験を綴った実話怪談集。4は年2回の刊行を着実に重ねて、遂に10冊目に達した最新号。記念というわけでもないのでしょうが、もの凄く分厚い代物です。昨晩木原氏が苦笑いで宣伝していたとおり、木原氏のコーナーはテーマが“メイドさん”で、通常このシリーズは取材対象の姿をシルエットに近い形で撮しているのに、今回に限り制服が見えるような形にしていて、それが妙に可笑しい。現場にいる木原氏にとっては余計わけの解らない取材風景だったらしいですが。
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