本日のお買い物

  1. 安永知澄[picture]/河合克夫 上野顕太郎 しりあがり寿[story]『わたしたちの好きなもの』(BEAM COMIX/enterbrain) [bk1amazon]
  2. 福本伸行『アカギ(1)』(近代麻雀コミックス/竹書房) [bk1amazon]
  3. 土塚理弘[原作]/五十嵐あぐり[作画]『BAMBOO BLADE ファンブック(7.5)』(SQUARE ENIX) [bk1amazon]

 昼間、今年初めて行きつけの蕎麦屋に食事に行ったついでに、どうしても2が読みたくなってわざわざ三省堂まで遠回りして買ってきました。……なんで今更嵌りつつあるんだ?

 そのとき一緒に見つけてすぐさま購入した1は、個人的に注目している漫画家・安永知澄が師匠や兄弟子の原作を得て執筆した短篇を収めた作品集。原作者たちの作風がアレなので仕掛けもかなり独特ですが、それを見事に自分流に昇華してしまう技倆はさすが。純粋に作品として読んでも良作揃いですが、上野顕太郎原作の『ちぬちぬとふる』が特に素晴らしい。っていうか酷い。このネタのためにこんな労力を使わせやがって。しかし帯の文句、“「ここに漫画の新しい可能性がある」のか、それとも、「おっさん達が若い娘をもてあそんでる」だけなのか。”については、自信を持って後者だと言い切ります。

 で本命の2。……コンビニでランダムに刊行されるのを待っていると、アニメ版で最も痺れた前半のエピソードがいつまで経っても読みきれない、と思いとうとう単行本で買ってしまいました。まだ絵柄が『カイジ』あたりほど振り切れておらずコマ割りも拙いのですが、話としての面白さがそれを補って余りある。当初はたぶん市川編まで描いているであろう2巻ぐらいまで買うつもりが、1を発見してしまったためとりあえずこれだけにしたのですが……切れ目が半端だったために後悔することしきり。

 3は、実はbk1にて1巻と同時に注文していたものだったりする。さすが発送可能時期1〜3週間、こんなに遅れて届きました……。アニメ版最高潮の時期に合わせて、7巻と同時発売されたファンブック。基本的には原作のおさらいのみですが、単行本では白黒にされているカラー扉と、書き下ろしのおまけ漫画があるのでそれだけで充分。しかしまだ6巻まで読んでいない段階では、パラパラとでも眺めるものではありませんでした。嗚呼。

コメント

タイトルとURLをコピーしました