- 横溝正史『横溝正史自選集2 獄門島』(出版芸術社) [bk1/amazon]
- 柴田よしき『宙の詩を君と謳おう』(光文社文庫/光文社) [bk1/amazon]
- 加藤一『「弩」怖い話4 Visit Invisible』(竹書房文庫/竹書房) [bk1/amazon]
押さえるべき新刊を優先的に押さえつつ、買い漏らしていたものも順次フォローする……っと。
1は『犬神家の一族』公開に合わせて刊行された、自選集の第2回配本。単純に人気投票をすると未だに横溝作品のトップ3ぐらいには確実に上がるだろう大傑作に、各種資料を追加したもの。第四章には獄門島の要図が掲載されていて、別版で読んだことがある人にもちょっと興味深いのでは。もう四・五回は読んでいる気がしますが何回読んでも面白いので、いずれこれで再読します。
2は『星の海を君と泳ごう』から始まるジュブナイルSFシリーズ、書き下ろしの完結編。3は『「超」怖い話』とは異なり、一巻ごとにテーマを設定して編纂した姉妹編的なシリーズの第4巻。今回は、実話怪談では意外と使い物にならないという説のある“見える人”からの採話のみで構成されているようです。
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