- 野々原ちき『そらのひとひら(1)』(GANGAN WING COMICS/SQUARE ENIX) [bk1/amazon]
- 門井亜矢『天然女子高物語(1)』(MANGA TIME KR COMICS/芳文社) [bk1/amazon]
- 丹沢恵『HELLOマイ・シスター』(BAMBOO COMICS/竹書房) [bk1/amazon]
- あかほりさとる・原作/桂遊生丸・作画/犬上すくね・キャラクター原案『かしまし〜ガール・ミーツ・ガール〜(3)』(電撃コミックス/Media Works) [bk1/amazon]
- 花見沢Q太郎『ももいろさんご(9)』(YOUNG KING COMICS/少年画報社) [bk1/amazon]
- 林誠人/堤幸彦[監修]『TRICK 新作スペシャル』(角川文庫/角川書店) [bk1/amazon]
- 中町信『空白の殺意』 [bk1/amazon]
- エリザベス・フェラーズ/中村有希[訳]『ひよこはなぜ道を渡る』(7と8、創元推理文庫) [bk1/amazon]
- 『ミステリーズ! Vol.15 FEBRUARY 2006』(7〜9、東京創元社) [bk1/amazon]
- 扇愛奈『レトルト』(Victor Entertainment/CD Maxi) [amazon]
1はカバーイラストと帯の文句に一目惚れして購入。何故か宙に浮いてしまう男の子と、彼を宇宙人だと思いこんで観察を始める女の子のラヴストーリー。なかなかひねくれた視点が宜しいです。……プロローグにあたる三話のあと、まだ話が一日も進んでないのが笑えます。
2はちょっと天然の女の子三人をメインにしたシリーズを中心に、女子高を舞台とした著者の4コマを集めた単行本。女の子たちの生活や価値観がほどほどにリアルで絵柄は可愛い、話も4コマ専門作家が作るものよりずっと面白い。著者の作品が好きなので買ってみたのですが、予想以上の拾いものでした。対して3は、性格が正反対の姉妹を主人公にしたシリーズですが……こちらは本っ当に、どうでもいい日常を淡々と拾っているだけなので、当たりのネタが非常に少ない。もうチェックから外すべきかしら、と考えはじめるくらいにレベルが下降してます。うーん。
4はアニメ版が放映中のシリーズ第3巻。このまま微妙な関係を揺れ動かしながら続くのかしら、と思っていたら意外な新展開が待ち受けていた。……アニメでここまでやるのだろうか。そしたらワンクールではたぶん収集つかないと思うのだが。5は『REC』のアニメ化に合わせて新刊ラッシュになっている著者の代表的シリーズ最新刊。でもこれも最近何の話だかよく解らなくなっててねえ。
6は昨年放映されたスペシャル・ドラマのノヴェライズ。しかしドラマの雰囲気をどこまで再現できているか不透明な本文よりも用語解説やヴォリュームたっぷりのキャラクター解説のほうに興味があったりする。7は『高校野球殺人事件』の改稿版、折原一氏の熱の籠もった解説が収録されてます。8はなぜか第四作『猿来たりなば』から遡行して訳出されていたシリーズの第五作にして最終作。シリーズ旧刊はまだ読んでいないのですが(調べてみたら『細工は流々』しか持ってなかったし……)思うところあって早めに読む予定。9は旭堂南湖氏による探偵講談の誌上再録に、エリザベス・フェラーズの短篇などを掲載してます。
10は上で解説済なので省略。
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