- 遠藤淑子『幸せな食卓』(JETS COMICS/白泉社) [bk1/amazon]
- 奥田ひとし『新・天地無用!魎皇鬼(10)』(Kadokawa Comics Dragon Jr./角川書店) [bk1/amazon]
- ギジェルモ・マルティネス/和泉圭亮[訳]『オックスフォード連続殺人』 [bk1/amazon]
- マイクル・コナリー/古沢嘉通[訳]『エンジェルズ・フライト(上)』 [bk1/amazon]
- 同 / 同 [訳]『 同 (下)』(3〜5、扶桑社ミステリー/扶桑社) [bk1/amazon]
- エラリー・クイーン/飯城勇三[訳]『間違いの悲劇』 [bk1/amazon]
- アルジャーノン・ブラックウッド、ほか/平井呈一[訳]『怪奇小説傑作集1 英米編I』(6と7、創元推理文庫/東京創元社) [bk1/amazon]
1は売れない演歌歌手と三人の子供が遭遇するトラブルを描いた連作。2は12年を経て遂に完結。原作アニメをちゃんと観ないまま読み始めて最後まで付き合ってしまいました。第三部がどーもピンと来なかった私には、こちらのほうが本家という印象が強いのです。お疲れ様でした。
3はアルゼンチンの作家が著した超論理ミステリー。題名といい粗筋といいやたらとそそられたので、予定にはありませんでしたが購入。4と5は『堕天使は地獄へ飛ぶ』の題で訳出されていたハリー・ボッシュシリーズ第6作を解題・分冊のうえ文庫化したもの。
6はエラリー・クイーンが『心地よく秘密めいた場所』の次に執筆する予定でフレデリック・ダネイが用意していたが、相棒のマンフレッド・リーの死で実現せぬままに終わった長篇の梗概である表題作に、単行本未収録だった短篇を合わせて纏めたもの。訳者の解説と一緒に、表題作を日本で独自に長篇化する企画に関わっていたという有栖川有栖氏のエッセイが収録されている。7は怪奇幻想小説の入門書として定番になっていたシリーズを、文字のサイズや装幀などを変更したうえリリースしなおした新版。実は旧版を持っていなかったので、いい機会と思い買ってみました。
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