- レイ・ブラッドベリ/越前敏弥[訳]『さよなら、コンスタンス』 [bk1/amazon]
- 夢枕獏『陰陽師 瀧夜叉姫(上)』 [bk1/amazon]
- 同 『 同 (下)(1〜3、文藝春秋) [bk1/amazon]
- 安藤君平『「超」怖い話
十 』(竹書房文庫/竹書房) [bk1/amazon] - 紀田順一郎・東雅夫[編]『日本怪奇小説傑作集2』(創元推理文庫/東京創元社) [bk1/amazon]
ちゃんとその後買い物はしてきました。一部先送りにはしましたが。例の文庫上下巻は、とりあえずあっちを読み終えてから買います>某氏、って御覧になってるんだろうか。
1は叙情的なSF作品で定評のある巨匠レイ・ブラッドベリ最新作、なんとハードボイルド・ミステリです。過去に発表された『死ぬときはひとりぼっち』『黄泉からの旅人』に続く三部作完結編とのことで、現在入手困難なこれらも来月・再来月とハードカバーで復刻するそうですが……とりあえずこれだけでも読んでおきたいな、と作業への集中力が増している反動ですっかり読書の滞っている現状を顧みずに言ってみたり。2と3は陰陽師シリーズ二本目にして最大となる長篇。映画化の際に使われなかったアイディアを駆使しているそうで、これも楽しみ。
4は『新耳袋』とともに現代実話怪談の代表格となった『「超」怖い話』、その第一集で代表を務め礎を築いた安藤君平氏の担当パートに、書き下ろしと蜂巣敦氏担当分の二本を合わせて再編集したもの。勁文社で刊行されていた頃のシリーズには触れたことがなかったので、これも押さえておく次第。5は本邦における怪奇小説のスタンダードばかりを集めた傑作選第二巻。
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