- 志村貴子『放浪息子(4)』 [bk1/amazon]
- 竹本泉『よみきり・もの(9)』 [bk1/amazon]
- 森薫『エマ(6)』(1〜3、BEAM COMIX/enterbrain) [bk1/amazon]
- ふくやまけいこ『まぼろし谷のねんねこ姫(3)』(ハヤカワコミック文庫/早川書房) [bk1/amazon]
- 篠田真由美『龍の黙示録 紅薔薇伝綺』(NON NOVEL/祥伝社) [bk1/amazon]
- 東野圭吾『容疑者Xの献身』(文藝春秋) [bk1/amazon]
1は小学生編終了、更に波乱含みの中学生編に続いてます。2は変な話の率が五割に回復してちょっと嬉しい第九巻。3は大変なことになってメイドさん漫画だと浮かれている隙もない緊迫した展開。いちおうハッピーエンドはお約束、という方針のはずなので、このまんま奈落へまっしぐらということはないでしょうけれど……それにしてもBEAM COMIXって、雑誌掲載から単行本化までが異様に早くありませんか。
4は書き下ろし含む完結巻。5はシリーズ第五作、篠田真由美版『薔薇の名前』と銘打った力作の模様です。6は『探偵ガリレオ』シリーズ初の長篇で、著者が自信を持って本格ミステリの最高傑作と謳う作品。いやそう聞きゃ買うのにやぶさかではないのですが、しかしあちこちで話題になっている通り、この指紋がべたべたと残る装幀には抵抗ありすぎます。もしかしたら、読み続けているうちに、持っているうちに独特の味が出てくることを期待した装幀なのかも知れませんが……正直、そういう読まれ方を前提に作るような内容じゃないような。急いでカバーをかけてこれ以上の被害を防ぎたいと思う、わりと汗っかきな私であった。どういうわけか著者公式サイトにアクセス出来ないのですが、とりあえずそのまんまリンクしてあります。
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