- 西澤保彦『腕貫探偵 市民サーヴィス課出張所事件簿』(実業之日本社) [bk1/amazon]
- 大石圭『復讐執行人』(角川ホラー文庫/角川書店) [bk1/amazon]
- 平谷美樹『百物語 第四夜 実録怪談集』 [bk1/amazon]
- 平山夢明『ふりむいてはいけない』(3と4、ハルキ・ホラー文庫/角川春樹事務所) [bk1/amazon]
- 倉阪鬼一郎『青い館の崩壊 ブルー・ローズ殺人事件』(講談社文庫/講談社) [bk1/amazon]
- 谷川史子『ホームメイド(2)』(りぼんマスコットコミックス クッキー/集英社) [bk1/amazon]
- 津田雅美『ブスと姫君 津田雅美作品集』 [bk1/amazon]
- 遠藤淑子『マダムとミスター(2)』(7と8、白泉社文庫/白泉社) [bk1/amazon]
1はファンサイトBBSでのやり取りがきっかけで誕生してしまった安楽椅子探偵シリーズ、とうとう単行本化。その場を目撃しながらも、雑誌まではチェック出来なかったので歯痒い思いをしつつこの日を待ち望んでおりました。可能な限り早く読も。2は書き下ろし最新作。家族を目の前で惨殺された男が復讐に走る物語だそうな。3は……ああ、また出てしまったか、と思いつつ購入。毎回かなり辛い評価をしつつも、文章が達者なので完全には拒めず、今年も手を出してしまいました。4は『popteen』連載のシリーズに書き下ろしを追加した単行本。『東京伝説』系統と『「超」怖い話』系統が混ざっているとかそういうことより、挿入されている写真が既に怖い。狡いぞ。5は『赤い額縁』以来書き継がれている“ゴーストハンター”シリーズ第三作が、シリーズとして初の文庫化。とりあえず表紙のミーコ姫に目が行ってしまう。
6は高校生にして主婦も同然の生活を送っている女の子・日和子が主人公のシリーズ第2巻。でもざっと目を通した感じ、既にそういう設定は無効化しているような……やっぱりこの方は短篇のほうがいいという気がひたすらに。7の津田雅美もまた、個人的には短篇のほうが好きなので、未収録の一本以外ぜんぶ新書判コミックスで持っているにも拘わらず購入。……でもいちばん好きな話と、それぞれの話のその後を簡単に綴った番外編が漏れてるのがやや残念。8はただもう好きな作家なので揃えてます、が――こんな半端なところで終わってたんだなー。
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