- 『Ray/レイ 追悼記念BOX』(Universal Pictures Japan) [amazon|通常版:amazon]
- 『ビフォア・サンセット/ビフォア・サンライズ 恋人までの
距離 ツインパック』(Warner Home Video/1と2、DVD Video) [amazon|サンセット単品:amazon|サンライズ単品:amazon] - 一青窈『もらい泣き』(COLUMBIA MUSIC ENTERTAINMENT/CD Maxi) [amazon]
- BUMP OF CHICKEN『FLAME VEIN +1』(TOY’S FACTORY/CD) [amazon]
- 桜野みねね『まもって守護月天! 再逢(6)』 [bk1/amazon]
- 藤野もやむ『賢者の長き不在 THE FIRSTKING ADVENTURE(8)』(5と6、BLADE COMICS/Mag GARDEN) [bk1/amazon]
- 飯嶋和一『雷電本紀』(小学館文庫/小学館) [bk1/amazon]
- 小林聡美『マダムだもの』(幻冬舎文庫/幻冬舎) [bk1/amazon]
- 柴田よしき『観覧車』(祥伝社文庫/祥伝社) [bk1/amazon]
雨のなか、用足しのついでという名目でいつものように。
1はジェイミー・フォックスの文字通り“神憑り”な名演が記憶に残る名作ドラマ、早くもDVD化です。通常版は監督による音声解説付きのトラックを収録した劇場オリジナル版と、未公開シーンを復刻したエクステンデッド・エディションの二通りを収録した本編ディスクに、未公開シーンやミュージック・シーンの切り出し、レイ・チャールズを偲ぶドキュメンタリーを収録した特典ディスクを収録、本数限定の追悼記念BOXには更に七つのミュージック・シーンやメイキングなどを収めたディスクとビジュアル・ブックを追加しております。ジェイミー・フォックスの名演もさることながら、ドラマとしての質の高さにも惹かれた当方としては、追悼記念BOXで買わないわけにはいきません。劇場で鑑賞した当時の感想はここなんだな。
2は今年わたしが鑑賞した映画のなかでもたぶん確実にトップ10に入ってくる名作と、先んじること九年前に公開され、未だに高く評価されている前日譚を同時に初DVD化、合わせて初回限定で発売された両者をボックスに収めたツイン・パック。すっかりリチャード・リンクレイターという監督に嵌って、『ビフォア・サンセット』を鑑賞する前にどうにかDVDで観て予習しておこうと思ったらまだ出てないじゃん、という経緯を踏んだ私にとって待望の、そして理想的すぎるカップリングです。たぶん、『ビフォア・サンセット』が発売できるのを待ったんだろうなあ。早いうちに『ビフォア・サンライズ』から観て、改めて『ビフォア・サンセット』の深みを検証してみたいと思います。『〜サンセット』を劇場で鑑賞した当時の感想は、ここに。
本日は某店のWポイント・デーにつき、CDも余分に購入。たいへん今更、という気のする3は、曲そのものも好きですが、それ以上にむかし『トリビアの泉』でやっていたネタを自ら検証したくて買ってしまいました。手持ちの加工ソフトではレコード・プレイヤーのように回転数を落とすという処理が出来ず悩みましたが、再生時間は変更せず音程を下げることで、『トリビアの泉』のネタと似たような効果を出すことに成功しました。……ああ、やっぱし平井堅が歌っているようにしか聴こえない。4は、BUMP OF CHICKENのインディーズでのデビュー・アルバムに一曲追加して復刻したもの。既にヴォーカル・演奏共にスタイルは確立されてますが、曲の仕上がりはさすがにまだ不十分。このあとのアルバム・シングルでは定番となっているらしいシークレット・トラックがないのもちょっと残念……自分でも驚きですが、けっこう好きなんだな、あのお馬鹿な曲。
5と6はいずれも完結。着実なペースで進行してきた5に対して、6はなんか無理矢理終わらせたような……まあ、もともと収拾のつけられない方向へ話を進めすぎてしまったので、何とか纏めただけでも良しとしましょう。
7は河出文庫で発売されていた作品の復刻。江戸時代に実在した伝説の力士・雷電を題材にした歴史小説です。この著者の作品はいずれも質が高そうなので、さいきん文庫ではなるべく押さえるようにしているのですが……いい加減読まないと。8はもしかしたら脚本家である夫より巧いかも知れない女優・小林聡美のエッセイ、2002年刊行のものの文庫化。9は二年前に刊行された、著者がデビュー間もない頃から書き継いできた女探偵・下澤唯のシリーズ第一作品集の文庫化。
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