- 鹿島茂『モモレンジャー@秋葉原』(文藝春秋) [bk1/amazon]
- 芦辺拓『ネオ少年探偵 電送怪人』 [bk1/amazon]
- 同 『ネオ少年探偵 謎のジオラマ王国』(2と3、エンタティーン倶楽部/学習研究社) [bk1/amazon]
- 山田風太郎『忍者月影抄 忍法帖シリーズ(三)』(河出文庫/河出書房新社) [bk1/amazon]
- 森生まさみ『おまけの小林クン(15)』 [bk1/amazon]
- 斎藤けん『花の名前』(5と6、花とゆめコミックス/白泉社) [bk1/amazon]
もー買い物報告なんてどーだってえーやん、な気分になっているのですが恒例なので。
1は『セーラー服とエッフェル塔』という本にやられて以来文庫が出たらチェックする、つもりでいたのにタイトルと美麗な装幀にやられてとうとう四六判で買ってしまいました鹿島教授の最新刊。今回の目玉はモモレンジャー軍団を引き連れての秋葉原探訪のようです。
2と3は、学研の学年誌に連載されていた“ネオ少年探偵”シリーズ、第一作と第三作同時刊行。乱歩の衣鉢を継ぎながら真っ当な本格ミステリでもある、芦辺流のジュヴナイルです。4は文庫全体のデザイン変更により若干趣の変わった河出版忍法帖シリーズ第三回配本。これに限っては講談社ノベルス版で既読なのですが、どうしても刊行継続して欲しいので購入。こんども早めに読みます……って本当に今月宿題が多いよ。
5は著者最長のシリーズ、クライマックス手前の最新刊。まあね、いつまでも変わった四角関係続けているわけにもいかんしね。吹雪と健吾よりも大和のほうに艶っぽい話はないのかが気になる、個人的には。6は新人の初単行本、遠縁の小説家に引き取られた女の子の話、という設定とちょっと古めかしい絵柄が気になって手に取ってみました。古めかしい、というか今どき和装で手書きの小説家って。二十代で“直木賞だか何だかの賞を獲って”って。微妙に溢れるツッコミどころも微笑ましい。
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