もう誰かがツッコんでいるとは思うが。

　自民党が反対票を投じた議員の選挙区に対抗馬を立てる、という制裁に出ており、まず最初にニュース番組で取り沙汰された自民党の新たな候補が小池百合子環境相でした。

　どうも自民党の方々は女性の“刺客”ということで“くの一作戦”と称し、小池氏を『あずみ』で主演した上戸彩に喩えているらしい。そんな報道を目にして、激しく首を捻りました。だって、

　　　あずみはくの一じゃなくて単なる刺客なんですが。

“くの一作戦”なんて前提がなければギリギリセーフではありましたが、しかし最終的に政治から切り離されたゲリラ的存在となり、使命に疑問を抱く、という話運びであることを知ってたらこんな喩えはしなかったでしょう。とりあえず自民党の方々は公示前から敵を作ったような気がします。調べてから言おうよそういうことは。