一夜明けて。
もう昨年暮れくらいからこういう日が近いことは覚悟していたので、やはりさほど動揺はしていない、のですが、朝起きてみて、猫がいくら漏らしてもいいように、とついおととい用意したばかりの、猫を寝かせるための古いタオルがどっさりと積んであるのを見て、実感を新たにしてしまう。
自分でも思っていた以上にしょっちゅう寝ているところを構いにいっていたようで、いないというだけで非常に手持ち無沙汰になる。困ったものです。こりゃ早いうちに拾うなり貰ってくるなりしてしまうだろうな、と母と話していますが、しかし慣らすためには小さなうちに見つけてくるのが必須で、そうするとあんなにどっしりと人のちょっかいを受け止められるまでに当分かかるわけで、これまでの生活とは違う。
夕方、買い物に出かけたついでに、ヨドバシAkiba一階にある携帯電話用のプリンターを訪れる。予め、ハードディスクに残っていた写真から出来のいいもの、また写真用プリントの画質に耐えられるものを5種類ほど選んで携帯電話のメモリースティックにコピーしておいたのです。飾っておくため、というのも無論ですが、いっぺんプリンターを試してみたかったというのもある。短時間で非常に綺麗なものが刷られるので大変便利なのですが、しかしあれだけたくさん並んでいたのに、私の見ているあいだ他に利用者がいないのはどうなんだろう。現在使用不能の機体がやたらと多かったのも妙に不穏な印象です。……ただ空いているときに当たったというだけならいいんですけど。
とりあえず、いちばん見栄えのするものをフォトフレームに入れて近くに立てかけておきました。他のも適当なところに貼ってみたり。それにしてもうちの猫の写真は吃驚しているだけだったり不機嫌だったりする写真ばっかりだなー。
コメント
長年一緒に暮らしていたものが居なくなってしまうのって、悲しいのもそうですがどうしようと困ってしまいますよね。
実家の前の猫は数年前に19歳くらいで亡くなって。
今の猫も15年くらい生きているので、ああこの子が居なくなったらどうするんだろうと考えることがありますが。
親が高齢なので、もしかするともう猫は飼わなくなってしまうかもしれないので、今の猫にはできるだけ長生きして欲しいと願うばかりです。
店頭に置いてある現像機(?)ですが、機械によって黒がきっちり締まらないとか個体差があるので。
いくつか試してお気に入りの機械を決めておくと良いかもしれませんよ。
猫は意外に写真に撮らせてくれなかったりしますね。シャッターチャンス!と思ってカメラ用意してる間に起きあがって睨んでたり。
亡くされたばかりのところになんですけども、この厳しい季節ですから、御縁があったらどこかの猫さんを助けてあげて下さい。ミクシにも「里親さがしコミュニティ」なんてのありますし。(実は「里親」でコミュ検索かけたら、小さいとこが大量にかかってきてびびったり)
>み様
とりあえずいま現在元気なのでしたら、たっぷりと構ってあげてください。死んだあとの心配は、やはりそのあとにするのが自然です。
現像機、ご助言ありがとうございます――が、台数が多すぎたので、既にどれを使ったのか記憶にありません。
>かずめ様
うちの猫はそれが特に顕著でした。母も携帯電話のカメラでよく撮ってましたが、たいてい目がゴジラになってます。
ちなみに、新しい猫を飼うというのは、けっこう前から考えてました。死ぬ云々ではなく、ご近所がかなり野良猫天国に近い状態で、たびたび小さい猫を拾ってくる誘惑に駆られていたのです。これまでは、亡くなった子が臆病だということもあって、新しい猫を連れてきても馴染まないだろう、と断念していたのですが(同じ理由で犬をくれるという話を断ったことも再三)、目の前で飢え死にでもしそうな猫がいたら、たぶんすぐにでも拾って帰ります。
とはいえ、さすがにすぐ新しい子を捜してくるのは申し訳ないので、しばらくは控えるつもりです。せめて四十九日くらいは。
……といっても、ほんとーにいま、とても手持ち無沙汰なので、ちょっとでも縁があったら連れてきてしまいそうな。