そんなわけで槇原敬之の新盤は充分聴き込んだとは言い難いので、二日続けて『ぱにぽにだっしゅ!』、しかも桃瀬くるみネタで攻めることにしました。そういや原作者がどこかで書いてたので気づきましたが、アニメ版の桃瀬くるみは原作と比べてより普通の女の子かつ常識人になっていて、アニメに嵌ってから原作を読み直すと、性格の微妙なギャップに困惑します。原作はもう少し乱暴なキャラクターだったのね。しかしそれを言い出すと6号さんはオブジイヤーなんて台詞を連発してませんし、一条さんもあそこまで常識を超越していないわけで。姫子でさえ原作はバカでもまだ常識的――というか自分のバカさ加減に自覚的なところを覗かせていて、もう少し女の子らしい雰囲気がある。如何にアニメがキャラクター性を煮詰めたうえで違うものへと昇華させてしまったのかがよく解ります。
……にしてもなんでわたしは『ぱにぽにだっしゅ!』だけでこんなに語り倒しているのか。
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