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竹本祭じゃー。
1は女の子三人の妙な共同生活と、何故か突如甘えん坊のスイッチが入ってしまった優等生少女の描写が楽しいシリーズ第２巻。前巻ほどの強烈なインパクトはありませんが、相変わらずぼやんとした雰囲気と、ときおり繰り出してくる殺人的ショットが素晴らしい。2は掲載誌が移ったことを契機に始まった旧刊の復刻。カバー絵や新規あとがきが書き下ろしで追加されてますが……こうして眺めると、ほんとーに長い間続いているんだな、とよく解ります。１話目とカバー絵とを比べると、タッチが全然違う。3はとりあえず完結……つうても括りのタイトルが『よみきりものの…』に変わっただけで連載は続いてますが。
4は個人的には今月注目の１冊。『コミックビーム』かなり初期から連載されている、実験性の高いギャグ漫画シリーズ初の単行本化。1998年から2003年までの分を収録しており、１冊ながら実に500ページ近いヴォリュームがあります。絵に癖があるのでちょっと取っつきにくいのですが、読み始めるとけっこう病みつきになります。
5は不死の少女の格闘アクション第２巻……買いに行った店の隣で先着によるペーパー配布なんてのをやっていたので、これ１冊だけそっちで買ってしまいました。何かに絵柄が似ているとか世界観も影響受けすぎちゃうか、と思いつつもけっこう好きらしい。6はほぼ現代編に戻ってますが――無駄に大ゴマを使いすぎているので、枠を黒くして過去を峻別する手法がまともに効果を発揮していないのはどーしたものやら。
7は直木賞受賞作の新書化。新書なのになにゆえ一段組にしてページ数を増殖させるのでしょう……いいけどね。ちなみに投げ込みチラシが双六になっていて、一緒にコマ用のイラストも挟まれてます。8は残り１冊で完結らしい。
9はアリス初登場の回と、幻想性に富んだオリジナル・エピソードの２話を収録。完結の10は、銭湯編とクリスマスからエピローグである二度目の春編までに２話収録。……アニメのＤＶＤ揃えるのもひと苦労ですわ。
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