今日は寒いし雨も降ってるし買い物はなしに済ませておくか、と思っていたのですが、日が暮れてからかけた2本の電話ですっかりテンション上がってしまったので、頭を冷やしがてら近所の本屋へ赴き、発作的に購入。現在アカデミー賞で最多8部門にノミネート、本命視されている作品の原作を購入。興味を惹かれるものはなるべく鑑賞前に原作を読む、というのがわたしの方針ですが、海外作品は分厚くなる傾向にあるし、公開まで時間もないのでこれは映画だけにしておこう、と見送るつもりでいたのに、店頭で現物を見たら、……あら薄い。しかも字も大きい。どうやらもともと短篇集に収録された1作だったものを単独で刊行したもののようです。100ページ足らずで400円税込、のコストパフォーマンスに思いを馳せつつも、この厚みならば、如何に精神的余裕のない現状にあっても今週末の映画公開までに読み切ることは可能だと思われるので購入してしまいました。
ちなみに、これを見つけて初めて気づきましたが、著者のアニー・プルーはケヴィン・スペイシーらの好演が印象深い傑作『シッピング・ニュース』の原作も手懸けている、現代アメリカを代表する作家のひとりだとのこと。
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