午前中に所用で出かけたついでに、ヨドバシAkibaに赴いて無線のブロードバンド・ルータを物色する。
今頃捜しているのにもいちおうわけがあります。これまではずっと有線の安いものを使っていたのですが、昨年ぐらいから動作がやたらと不穏になりました。いきなりアクセス不能になり、ハードウェア・リセットをして設定をやり直して復旧、というのを繰り返し、騙し騙し使っていたのです。そこへきて先日、ノートパソコンで使用していたUSB用の有線LANアダプタが動かなくなった。
……もともと、折角のノートなのに、自室にてベッドでだらだら作業をしているときしか使っていないとはいえ、ケーブルによって動きを規制されていたきらいがあって、いずれ無線に換えるべきかも、と思っていました。有線ルータのトラブルが絶えず繰り返されていて、その挙句にノートでの使用も出来ないとなったら、わざわざノート用にLANカードやアダプタを買い直すよりはルータから無線に換えてしまったほうがいい、と結論を下したわけで。
まだ客の姿もほとんどない店内で、積み上げられた空箱を前に延々悩み、11aと11g・bを同時に使う必要はないよな、とかメインパソコンでは相変わらず有線での使用が前提だし、ノートでは動画の再生能力も限度があるのだから、無線での速度は考える必要はない……など検討を繰り返し、わりと購入している商品の多いBUFFALOの『WHR-AMG54』の無線LANカード子機が同梱されたものに決める。
が、このヨドバシAkibaの無線ルータ関連商品はやたらと価格の変動が激しいようで、空箱に記された値段が一定していない。いちばん頼りになるのは下に貼り出された紙だろう、と見遣ると……却って混乱した。
子機なしのほうが、子機ありのモデルより高くないか?
なんべん見ても納得できなかったので、近くで陳列をしていた店員の方に訊ねて、ようやく事情に得心がいきました。わたしが同じモデルと誤解していたものは、実は『WHR-AM54G54』の単体モデル。前述のとおり、三種の無線規格すべてに同時に対応する必要はない、と判断してわたしは両者を切り替えるタイプに見定めていたのですが、『WHR-AM54G54』は切り替えなしで同時に接続が可能なモデルだったのです。ゆえに高い。
この店では空箱を積み上げて、欲しい商品の箱をレジに持って行って現物と交換してもらうかたちを取っていますが、この無線規格の要切り替えタイプと同時使用可能モデルの箱が同じ山に積み上げてあったために混乱が生じたわけです。しかも、同じメーカーで筐体もほぼ同じ、ただ規格の扱いが違うだけなので、パッケージもひと目では見分けがつかないくらいにそっくりだった。わたしじゃなくても、あらかじめ型番の違いなどを下調べしてなかったら混乱して当然だろーこれじゃ。
まあ、事情は解りましたし、商品がないというわけではなかったので、予定通り『WHR-AMG54/P』に決めて購入。若干ノートのほうの設定に手間取りましたが、無事に接続できることも確認しました。その気になれば階下の食卓にいてもネットを利用できることよりも、机まわりのケーブル状態がちょっとだけ改善されたことがいちばん嬉しかったりする。
コメント
ちゃんとSSIDとか設定しておかないと、どこかの某氏みたいな人に回線にただ乗りされますのでご注意ください(´ー`)
ちょうど設定に四苦八苦しているところでした。無事完了したのでこれで大丈夫です。……っていうか、かくいうわたしもいくらでもただ乗りできる環境にあったことを、設定作業中に初めて知りました。やー、やっぱりあっちこっちにあるもんだなー。