- 大石圭『飼育する男』 [bk1/amazon]
- 東雅夫[編]『黒髪に恨みは深く 髪の毛ホラー傑作選』(角川ホラー文庫) [bk1/amazon]
- Key[原作]/桂遊生丸[漫画]『A I R(2)』(Kadokawa Comics A/1〜3、角川書店) [bk1/amazon]
- 川原泉『レナード現象には理由がある』(JETS COMICS) [bk1/amazon]
- 橘裕『桃子マニュアル』(花とゆめコミックス/4と5、白泉社) [bk1/amazon]
- ゆうきまさみ『鉄腕バーディー(13)』 [bk1/amazon]
- 七月鏡一[原作]/藤原芳秀[作画]『闇のイージス(24)』(6と7、ヤングサンデーコミックス/小学館) [bk1/amazon]
1は描き下ろし最新作。この御時世にかなり危険なネタです。2は髪の毛をテーマにしたホラー・アンソロジー。冒頭に新作『エクステ』が控えている園子温監督と加門七海氏を交えた対談を、巻末には東編集長による評論を収録。
3はこれにて完結。ちょっとカバーの雰囲気が『かしまし』っぽいのが気になりますが。4は著者らしく理性的な描写で、けれど理性で割り切れない恋愛感情を描き出した連作集。棚に面出ししてあったのに、あまりにカーラ教授っぽくない装幀ゆえにそれと気づかず見過ごして、店員に訊ねてようやく気づく始末。皆さんもご注意。5は眼鏡で魔力を封印していて、そのことが運命の人以外にばれたら猫になる、という意味不明の掟に縛られる少女の話。……この作者の描くものはとうてい少女漫画と思えないのだが。いい意味で*1。
6はバーディーの過去編終了。予想通りの成り行きのようですが、それも良し。7は義手を外して刑務所に潜入するエピソード前編。
*1:そうか?
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