- パット・メセニー・グループ『ザ・ウェイ・アップ〜ライブ』(VideoArts Music[発売]/COLUMBIA MUSIC ENTERTAINMENT[販売]) [amazon]
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- BOOM BOOM SATELLITES『JOY RIDE』(Sony Music Entertainment/CD) [amazon]
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見出しに引用した1は、2005年にリリースされた1枚1曲の大作をベースに各国で行ったライヴのうち、最も質が高まったと評判の韓国での映像を収録したもの。とても楽しみにしていたので早速鑑賞しましたが――これは凄かった。CDで聴いたときはどうやってライヴで再現するのか、と首を傾げましたが、メンバー全員八面六臂の大活躍で見事に演奏してます。クォン・ヴー、グレゴア・マレ、ナンド・ローリエという三人のマルチ・プレイヤーは無論のこと、スティーヴ・ロドビーは場面によってウッドベースとエレキベースを同時に抱え、ドラムスのアントニオ・サンチェスはラスト、他のマルチ・プレイヤーやロドビーが弾けないぶんを補って、なんとベース演奏を披露している。メインであるメセニーも、すべてギターですが愛用のフルアコにナイロン弦、ギター・シンセサイザーととっかえひっかえの奮闘ぶりで、頭が下がります。演奏自体の熱気、完成度も素晴らしく、またアドリブ最中のメセニーの手許を追ったり、音のタイミングをよく理解して動くカメラワークも秀逸で、実に見応えのあるライヴ映像でした。こりゃまた何回も見てしまいそうだわ。2は、私がノヴェライズを手懸けた作品世界の解説・プレヴューを収めたDVDです。本編は私の観られるチャンネルでかかっていないので、こーいうところで押さえるココロ。
3は、先日から立て続けに購入しているBOOM BOOM SATELLITESの、日本で初めてリリースしたCD。近年の作品と比べるとよりデジタルな作りで、個人的には最近のもののほうが好きですが、既にして音に強烈な冴えがあって聴き応え充分。
4と5は、それぞれの著者が相手の作品の帯にコメントを寄せるという企画つき。確かに、この辺の描き手は作品の雰囲気が近しいので、こういう企画は面白い。
8はホワイトハートで発売され、その完成度によって一部で注目の高かったシリーズを、一般向けとして講談社文庫に移植したもの。興味を抱いていたので、この期に入手しました。9はかつて1冊にまとめて単行本として発売されていたものを前後編に分けて文庫化した作品の後編。10は復刻コレクション最終巻、エッセイはこの人しかいないとばかりに鯨統一郎氏が担当しています。
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