今年もリアルタイム更新してます。今回は候補作一覧を作れなかったので、候補作をそのまんま羅列して、受賞作に☆印をつけてフォントサイズをひとつ大きくする形で並べてみます。……長ったらしいが勘弁してください。あまりに長いので以下は“続きを読む”記法にて格納します。
- 作品部門
- 監督部門
- ジュリアン・シュナーベル『潜水服は蝶の夢を見る』(Asmik Ace・配給)
- ジェイソン・ライトマン『JUNO/ジュノ』
- トニー・ギルロイ『フィクサー』
- ☆ジョエル・コーエン&イーサン・コーエン『ノーカントリー』
- ポール・トーマス・アンダーソン『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』
- オリジナル脚本部門
- ☆『JUNO/ジュノ』
- 『Lars and the Real Girl』(Showgate・配給)
- 『フィクサー』
- 『レミーのおいしいレストラン』(WALT DISNEY STUDIOS MOTION PICTURES. JAPAN・配給)
- 『The Savages』
- 脚色部門
- 『つぐない』
- 『アウェイ・フロム・ハー 君を想う』(HEXAGON PICTURES×annie planet・配給)
- 『潜水服は蝶の夢を見る』
- ☆『ノーカントリー』
- 『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』
- 主演男優賞
- ジョージ・クルーニー『フィクサー』
- ☆ダニエル・デイ=ルイス『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』
- ジョニー・デップ『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』(Warner Bros.・配給)
- トミー・リー・ジョーンズ『告発のとき』(MOVIE EYE・配給)
- ヴィゴ・モーテンセン『イースタン・プロミス』(日活・配給)
- 主演女優賞
- ケイト・ブランシェット『エリザベス ゴールデン・エイジ』(東宝東和・配給)
- ジュリー・クリスティ『アウェイ・フロム・ハー 君を想う』
- ☆マリオン・コティヤール『エディット・ピアフ〜愛の賛歌〜』(MOVIE EYE・配給)
- ローラ・リニー『The Savages』
- エレン・ペイジ『JUNO/ジュノ』
- 助演男優賞
- ケイシー・アフレック『ジェシー・ジェームズの暗殺』(Warner Bros.・配給)
- ☆ハビエル・バルデム『ノーカントリー』
- フィリップ・シーモア・ホフマン『チャーリー・ウィルソンズ・ウォー』(東宝東和・配給)
- ハル・ホルブルック『イントゥ・ザ・ワイルド』(Style Jam・配給)
- トム・ウィルキンソン『フィクサー』
- 助演女優賞
- ケイト・ブランシェット『アイム・ノット・ゼア』(Happinet Pictures×DesperaDo・配給)
- ルビー・ディー『アメリカン・ギャングスター』(東宝東和・配給)
- シアー・シャローナン『つぐない』
- エイミー・ライアン『Gone Baby Gone』
- ☆ティルダ・スウィントン『フィクサー』
- 外国語映画部門
- 長篇アニメーション部門
- 短篇アニメーション部門
- 『I Met the Walrus』
- 『Madame Tutli-Putli』
- 『Even Pigeons Go to Heaven』
- 『My Love』
- ☆『Peter & The Wolf』
- 長篇ドキュメンタリー部門
- 短篇ドキュメンタリー部門
- ☆『Freeheld』
- 『La Corona (The Crown)』
- 『Salim Baba』
- 『Sari’s Mother』
- 短篇作品賞
- 『At Night』
- 『The Substitude』
- ☆『The Mozart of Pickpockets』
- 『Tanghi Argentini』
- 『The Tonto Woman』
- 撮影部門
- 『ジェシー・ジェームズの暗殺』
- 『つぐない』
- 『潜水服は蝶の夢を見る』
- 『ノーカントリー』
- ☆『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』
- 美術部門
- 『アメリカン・ギャングスター』
- 『つぐない』
- 『ライラの冒険:黄金の羅針盤』(GAGA Communications・配給)
- ☆『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』
- 『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』
- 編集部門
- ☆『ボーン・アルティメイタム』(東宝東和・配給)
- 『潜水服は蝶の夢を見る』
- 『イントゥ・ザ・ワイルド』
- 『ノーカントリー』
- 『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』
- メイクアップ部門
- ☆『エディット・ピアフ〜愛の賛歌〜』
- 『マッド・ファット・ワイフ』(角川エンタテインメント・DVD発売)
- 『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』(WALT DISNEY STUDIOS MOTION PICTURES. JAPAN・配給)
- 衣裳部門
- 『Across the Universe』
- 『つぐない』
- ☆『エリザベス ゴールデン・エイジ』
- 『エディット・ピアフ〜愛の賛歌〜』
- 『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』
- 音楽部門
- ☆『つぐない』
- 『君のためなら千回でも』(角川映画・配給)
- 『フィクサー』
- 『レミーのおいしいレストラン』
- 『3:10 to Yuma』
- 主題歌部門
- ☆“Falling Slowly”『ONCE ダブリンの街角で』(Showgate・配給)
- “Raise It Up”『August Rush』
- “Happy Working Song”『魔法にかけられて』(WALT DISNEY STUDIOS MOTION PICTURES. JAPAN・配給)
- “That’s How You Know”『魔法にかけられて』
- “So Close”『魔法にかけられて』
- 録音部門
- ☆『ボーン・アルティメイタム』
- 『ノーカントリー』
- 『レミーのおいしいレストラン』
- 『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』
- 『トランスフォーマー』(Uip Japan・配給)
- 音響部門
- ☆『ボーン・アルティメイタム』
- 『ノーカントリー』
- 『レミーのおいしいレストラン』
- 『3:10 to Yuma』
- 『トランスフォーマー』
- 視覚効果部門
- ☆『ライラの冒険:黄金の羅針盤』
- 『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』
- 『トランスフォーマー』
前評判から2作の拮抗かと思っていたのですが、結局主要4部門を制する『ノーカントリー』の圧勝でした。『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』は鉄板だった主演男優賞に撮影賞と2部門止まり。いちばん意外だったのは、主演・助演女優でしょうか。どっちかケイト・ブランシェットが獲るかと思っていたんですけどー。下馬評では主演はジュリー・クリスティだったんですけどー。
しかし今年、個人的に嬉しかったのは、昨年最大の贔屓だった『ボーン・アルティメイタム』がノミネートされた3部門をすべて獲得したこと。監督のポール・グリーングラスが、これは全スタッフのアンサンブルの賜物だ、というふうに言っていたのを図らずも証明したことになりました。
今年は注目作がほとんど独立系だったせいもあって、結果が出てから日本公開という形になりましたが、そういう意味では注目作がいずれも何処かしらに引っ掛かっているので、いい意味で活性化に繋がるかも。とりあえず候補に上がった作品はなるべく拾っていこうと思います。
……ところで、いま気づいたんですが、オリジナル脚本部門、2年連続で20世紀フォックス作品*1が獲ってるぞ。
*1:正確にはフォックス・サーチライト作品。
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