このあいだまでのアレは何だったんだ。

 代替わりしたPC用地デジチューナーにて、録画してみた番組のうち二つほどをDVDにコピーしてみました。

 本当に、今までのアレは何だったんでしょうか。仕上がりが段違いに、いい。

 従来のものは、番組冒頭部分でアスペクト比が4:3で始まり、調整するような動作をしてからやっと16:9になっていた。てっきりそれが地デジの仕様かと思いこんでいたのですが、新しいものは当然のように冒頭から16:9で再生される。そして、同じ1枚に対して2時間収録できる比率で収録しているのに、画質が多少良くなっている。録画したものより細部は不鮮明になっていますが、全体の印象は決して悪くなっていない。録画データをそのまま再生した時にあった、絵が音声よりも僅かに遅れてくる不自然さも、コピーしたものではちゃんと直っている。

 何より、コピーする時の使い勝手が極めていい。いちいち再生画面を動作させる必要はないし、選択したファイルの順序もある程度調整でき、コピー直前に画質をコントロール出来るのも嬉しい――って、どう考えても当たり前のことなんですが、従来機はこの当たり前のことがとてもやりにくい仕様だっただけに、嬉しくて仕方がありません。

 唯一の弱点は、1時間半程度のコピーに2時間半を費やすことですが、1時間半かけて失敗する機械よりは、安全を保てている分だけよっぽどマシ。

 ああもう、何ではじめからこっちを選ばなかったんだ、と後悔することしきりですが……そういやこっちは当初、ブルーレイへのムーブについて対応を明言していないか、だいぶ先の予定になっていたかで、その辺も含めて従来使っていたほうを選んだのでした。一長一短、と言いますが、ブルーレイにムーブ出来る、という長所に対して、短所があまりに多すぎる代物だったのだなあ……。

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