現物がなきゃ無意味です。

 本日から今月いっぱい、ETC車載器の導入に国から助成金が下りる制度が始まりました。既にETCカードだけ発行していた私としてはこれを利用しない手はない。昨日からさっそく、行動圏内にある二輪車用ETCの助成制度取扱店舗をチェックして、問い合わせを始めたのですが。

 ……肝心のETC車載器が、まったく足りておりません。

「ETC車載器の件で」と言うと、電話口に出た担当の方はだいたい、申し訳なさそうな笑いを漏らして、もう予約でいっぱいであり、追加注文を出してはいるものの、現時点で公表されている助成期間中に届くのは絶望的である、という返事をするのです。

 それもそのはずで、実は現時点で自動二輪車用のETC車載器は日本無線からの2種類しか発売されていない。四輪車と異なり、振動と防水への対策が必須であり、どうしても割高になってしまうのが原因のようですが、しかし供給元が1社しかなければ一気に品薄になるのも当然です。助成の実施が公表された時点でさっさと予約しておけば、と悔やまれますが、そもそも気づくのが遅かったのでどうしようもない。

 助成があっても現物がなければ普及しないわけで、たぶん助成期間は延長されると思う――延長されると信じたいところですが、制度を実施する前に、もっとメーカー各社に開発を促したり供給量の調整をするべきじゃなかったんだろーか。

 もっと暖かくなったら、久々に遠出をしてみるつもりなのですが、それまでに入手できるといいなあ……この状況で、本当に3月いっぱいで助成を打ち切ったらどーしてくれよう。

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