レンタルDVD鑑賞日記その216。

 11日にいちど観たのですが、もういっかい吟味したあとにしようと感想をほっぽらかしていました。先ほど再鑑賞したので、また先送りにしてしまう前にざっと。

 ……うーん、どんどん駄目になっていく。最初の1本はけっこう強烈だったのですが、あとのものは……ドキュメンタリーとしての掘り下げも雑で、感心しない。

 特に酷いのが、最後の“再現映像”と称するミニドラマ。俳優がど下手なのは百歩譲って許すとしても、いったい誰の体験を再現したのかまったく解らず、何処を怖がればいいのか、というポイントすら不明瞭な演出にいったい何の意味があるのか。

 このシリーズのスピンオフとして、『怪奇女子会』と銘打たれた作品がリリースされてますが、それを観たら本気で切ろうと思います。これはさすがに、あんまりだ。

 今年2本目です。昨年リリース分で発覚した怪奇映像の検証はやってしまったし、あのスタジオでふたたび起きた現象についても前巻で触れてしまっているので、基本的に怪奇スポットの訪問レポートと怪談会だけ、という感じ。それでもまあ、奇妙な雰囲気は伝わりますし、怪談自体もなかなかのレベルなので愉しめる。やたら騒いだり、無理矢理作っている、という印象を与えないだけでも立派なのです。

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