意外と速く2回目を書く羽目になったのは、思いの外ハマってしまったためだ。そのために作業も、今日観るつもりだったブルーレイも先送りにしてしまったからだ……!
まだ称号は“恋愛ビギナー”という段階ですが、なるほど人気を博すのもよく解る。恋人になるまでの過程は、細かな分岐を用意している気配がありながらもサラッと流している一方で、恋人パートのやり取りが愉しすぎる。会話では随所に同じフレーズの使い回しをしていますし、スキンシップはけっこうタイミングの取り方が難しすぎてうまくいかないのですが、それでもよく考えられている。コミュニケーションが愉しい。迂闊に遊ぶと、ゲームのなかで別のゲームが始まり、更にそのあいだもタッチスクリーンのほうに映った凛子に呼びかけられたりするので色んな意味で気が抜けない。ああ確かに愉しいとも!
……しかし、根が本読みなので、もう少しシナリオも検証しないと気が済まない、というわけで、少々後ろめたさを覚えつつ、別のセーブデータを作って、他のキャラクターも進めてみることにした。
今度挑戦してみたのは、高嶺愛花。文武両道のお嬢様、だがそれ故に同級生や部活仲間に距離を置かれている、という立ち位置。進めていくにつれて、向こうからメールや登下校のお誘いがあったりと、ちゃんと親しくなっているのが伝わる構成がいい。そしてシナリオそのものよりも、登下校の会話のなかで個性がちゃんと滲んで、それが“可愛い”と思えるあたりがこの作品の真価になっている。汚れ落としのスポンジにハマりすぎた話なんて、愛花の人柄が本当によく出てます。
……といった具合に、ゲーム自体にかなりハマっている一方で、今のところすれ違い通信などはまだ試せていません。人出のあるところに行ってはいるけれど、基本が自転車利用だったり、同類が集まりそうな場所でも特に人気のない時間に訪れているせいかも。今日は今日で、筐体をなるべく傷つけたくないのでケースを買いにいったのですが、一般人はそもそも現れるはずのない平日午前中に出かけたからな〜……。明日はさすがに徒歩で、かなりの繁華街に出かけることになりますから、もー少し成果があるかも。
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