レンタルDVD鑑賞日記その318。

 本当は今日は封切り日なので、観ておきたい映画があったんですが、昨日ほどではないにせよまだ体調がいまひとつ、しかもこいつのリリース日だったことを思い出して、借りてきて鑑賞するだけに留めることにしました。

  • 『ほんとにあった!呪いのビデオ50』(BROADWAY[発売])

 13年目にしてとうとう50本目。本邦怪奇ドキュメンタリーの第一人者、と呼んで差し支えないシリーズの最新巻です。

 記念すべき巻に相応しく、ある投稿から過去の映像が掘り出される、というエピソードに始まって、更には今年のある出来事とも絡む映像が登場する、という具合に、現在と過去が関わってくる長篇を軸に構成している。映像自体のインパクトはさほどではないのですが、そういう周囲の異変についての調査がだいぶしっかりしているので、異様な雰囲気が終始充満してます。単発のネタもなかなかに味わい深く、節目に来て岩澤演出の成長ぶりが窺えます。

 ……っていうか、私が前巻の感想で、見つけたことを報告されない人望の乏しさが問題なんじゃ、と書いておいたら、今回は報告された発見を素直に賞賛するひと幕があって、もしかしてこの人たちここを見てるんじゃないかしら、とちょっと自意識過剰になってしまったことを言い添えておきます。褒めるのは間違ってないけど。

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